PHLIPS LHH2000 restore レストア整備 

PHLIPS LHH2000 Restore&UP Grade

音楽と演奏者のコアに魅き込まれていく危ない香り。

1980年代のスタジオ&ブロードキャストCDプレーヤーLHH2000をレストア&UPグレード。

LHH2000のサウンドは、表現者達の内面を私たちに垣間見せるかの如く深いデプスを提示してくれます。

聴く側の経験をも試されているかのよう。

PHLIPS LHH2000とお客様のソースと1937年のJascha HEIFETZ

こちらのPHLIPS LHH2000 はオーバーホール&UPグレードした個体の最終ランニングテスト中。各種電源の取り方から空冷有なし、高能率スピーカーやスタジオハイエンドモニターでのチェックなど。

PHLIPS CDM1ドライブメカを完全分解オーバーホールし、複数回の調整、左右CHの出力値のバランス取り、メイン基板は50個以上のコンデンサーを交換。BB製のオペアンプは軍事航空用スペックへUPグレード。複数基板のハンダは大元のハンダを活かした方法ですべてやり直し。ちなみに基板は厚く製造コストがかかっていました。操作パネルからスイッチ、シャーシ周り、アーシング等可能な限りレストアした個体。もの凄くコストがかかったLHH2000となりました。

phlips lhh2000 Restore&STUDER A725 Restore

クラシック音楽における単一CDプレーヤーでは断トツの音楽力でしょう!レンジも狭く、分解能も充分ではないかもしれませんが、サウンドの存在感、場の支配力は圧巻で、ソリストの立ち居振る舞いは生々しいもので背筋に寒気がはしる程。1937年のJascha HEIFETZのソロにいたっては、戦前の録音にその時代に落とした影をも込められているかのよう。

ヴィンテージなジムランでこの盤が時代の空気を伴って鳴ったのはこれがはじめて。同曲、現代に演奏されたヒラリー・ハーンはエア成分を充分にとったマイクセッティングや曲の解釈の違いまで克明に伝わります。JAZZやソウル系は聴いていません……。 

デジタルソースでいうところの流行のハイレゾではなく、危険な香りが濃厚なローレゾリューション!演奏された時代やレーベルによって4台のアナログプレーヤーを使い分けておられるお客様にもご満足頂ける仕上がりになったと思います。これから1週間ほど更なるテストを行います!

・・・ちょっとハードルを上げて、お客様へご納品させて頂きます^^;


LHH2000の冷却について

PHLIPS LHH2000をご使用されている方は暑い時期はなんらかの冷却を行っている方がブログなどで書かれています。冷却方法は底面から天板へ、天板から外へ、リア側からヒートシンクへの対策でほぼ100%の安定的な動作状況が得られます。ある程度の発熱をする事で電子パーツは安定的に稼働しますので、極端に行う事はNGです。

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