S.S.T. Ampzilla2000 SE サウンドレビュー

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second Editionと、

Mark Levinson LNP-2L & JBL Hartsfield。

中古アンプジラ S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionとMark Levinson LNP-2L

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionとMark Levinson LNP-2L

なんとなしにソソられるような、怪しさもあって^^、疑心暗鬼にもなるセットです…………….

ですが、過去に組み合わせた数多のセットの中では、

JBL Hartsfieldのウーファー150-4Cと曲がりくねったホーンが朗々となる組み合わせが

このS.S.T. AMPZILLA 2000 Second Editionと、Mark Levinson LNP-2L。


S.S.T. AMPZILLA 2000 Second Edition  定価1,620,000 (税込)   【ご成約  ありがとうございました】

私的にこれまで鳴らしてきたボンジョルノ設計のアンプは古くは大きなメータが-特徴的なGASアンプジラ(2台:1台在庫要整備)やSUMOの1DINのプリアンプ(在庫有)、GAS THOEBE(在庫)、SAEなど10台程。S.S.T.では初代 モノラルパワーアンプのAMPZILLA 2000やステレオ版のSon of  AMPZILLAなど。

GAS SST

初代SSTはいずれもヒューズが面白いように飛びました……..

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second Editionのレビュー

G.A.S時代のプリ&パワーは今でも魅力的なサウンド。細かいコトを指摘することもできますが、それは無粋というもの。S.S.Tになってからは動作温度がひじょうに低くなりました。電流を多く流さないという事でしょうか。ですので、電源ON時の消費電力は27~30Wほどで推移します。但し小さな筐体のほとんどが2000VAの巨大な電源トランスと100,000μFの電源コンデンサー…..電源スイッチは前面にありますが、常時電源ONが良いように感じます。電源ONから2日程たつと密度感も出て来ますし、OLDタイプの15インチウーファーも風のごとく鳴るように変化してきます。

S.S.T.の正式社名はSpread Spectrum Technologies Inc.です。

中古パワーアンプ S.S.T. AMPZILLA 2000 Second Edition

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second Edition (シルバーのマークは新品ペア 19,000円)

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionでWILSON AUDIO System5やソナスなども聴きましたがピュアな印象でかつてのアンプジラのような、いい意味でのわかりやすさはなく、『これでいいのか?』という何とも言えない印象が通電1日目。2日目以降は全域でエッジを立てないタッチでしっかり造形する感覚。ホーンタイプや現代のローインピーダンスタイプなどスピーカーの形式はあまり問わない印象。

High end power amp

通電2日目後半からはJBL Hartsfield(初期)限定で、CELLOやML7L,LNP2L、LINN Klimaxなどと組み合わせて、現在Mark levinson LNP2Lとのサウンドが全体の佇まいとして纏まっていると感じます。LNP2Lは国内屈指のOLDレビンソン整備のお墨付きを頂いていますので、ボンジョルノとレヴィンソン、ジム・ラン&ロカンシ―のうれしいサウンド(笑) プリアンプもパワーアンプも常時通電でセット。

…………….S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionとMark Levinson LNP-2L & JBL Hartsfield、この3台いい顔つき!売れなくてもいいかな(爆)じゃっかんの邪まな想いもよぎる春の夜。

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionとLINN Klimax モノ

S.S.T. AMPZILLA 2000 Second EditionとLINN Klimax モノ

取扱い説明書や元箱なども揃っています。

2重元箱や取扱い説明書など付属

2重元箱や取扱い説明書など付属

 

■代理店サイトから抜粋

Spread Spectrum Technologies Inc.(S.S.T. Inc.) からの第 3 作はちまたの高価格アンプへのアンチテーゼともいえるハイパフォーマ ンス価格のモノーラルパワーアンプ、第 1 作の Ampzilla2000 をよりシンプルに純化させ SN 比を改善、かつ 50% のパワーアップに 成功しました。

あの SUMO「The Power」のバランス・ブリッジ回路を発展させたアンプ回路の新しいリファレンスとなるであろう コンプリメンタリーフローティングアウトプットのフル差動バランスアンプ、基本的にノンフィードバック回路であり、シングルエ ンド入力に対する完全で比類のないアンバランス・バランスコンバーターを装備。

凝縮された極めて合理的なコンストラクションで、2000VAの巨大な電源トランスを搭載、100,000μFの電源フィルターコンデンサー を擁する出力 300W モノーラル・パワーアンプである。 その音は信号とパワーの時間軸上のズレを解消して、消え入るようなピアニッシモの吐息からフルオーケストラのフォルティッシモ を完璧に再現、Ampzilla 2000 Second Edition、ここに再び新しいアンプの歴史が始まる。

New Featur
1. 出力:200W(8 Ω)から 300W(8 Ω)へパワーアップ。
2. SN 比(A 加重):- 120dB から- 130dB になりました。
3. 前段の入力バッファ回路は最新の Son of Ampzilla2000 のように削除、シンプル化されています。全ての入力信号はシングルエンド、バランスにかかわらず、新設計メインアンプ部に直接送られます。
4. 入力サーキットは Son of Ampzilla2000 と同様で、僅かに高調波歪率 /THD を低くしています。
5. スピーカー端子はバイワイヤリング対応になりました。
6. フロントパネルは Blue 塗装から Black アノダイズの縦へアライン仕上げになりました。

製品仕様
■定格出力:Mono 300W(8 Ω/ 20Hz 〜 20kHz)、500W(4 Ω/ 20Hz 〜 20kHz)
■入力インピーダンス / 感度:1V R.M.S.(50k Ω /300W/8 Ω Balanced), ± 1V R.M.S.( ± 70k Ω /300W/8 Ω Unbalanced)、
バランス / アンバランス入力切替スイッチ付属
■周波数特性:8 Ω /20Hz 〜 20kHz(± 0.2dB 以内)4 Ω /20Hz 〜 20kHz(± 0.3dB 以内)
■定格出力帯域幅:20 〜 20kHz
■ SN 比(A 加重):− 130dB 以下(フルパワー / ショートインプット時)
■全高調波歪率 / 混変調歪率:0.05% 以下(4 〜 16 Ω/ 20Hz 〜 20kHz)
■ダンピングファクター:250 以上(20Hz)
■電源:100V(50/60Hz)、10A(UL/CSA 規格)
■プロテクション:サーキットブレーカー付パワースイッチ、インジケータ付 4DC パワーサプライフューズ、ピーククリップインジケー
タ LED、サーマル LED
■シャーシ:#14 ゲージスチール、パウダーコート仕上
■外形寸法:267W × 206H(パネル H/182)× 400( 端子含む)Dmm
■重量:24.1kg/1 台
■価格:1,500,000 円(税別 2 台 1 組)