Sonus Faber Guarneri Memento × OCTAVE Audio MRE130&Black BOX

Sonus Faber Guarneri Memento×
OCTAVE MRE130&Black BOX

すでに代理店さまや他ショップさま、お客さまも数年前に

組み合わせられていると思うOCTAVEとSonus Faberのセットアップ 。

Guarneri Memento (ソナスファベール・ガルネリ・メメント)と OCTAVE MRE-130との組み合わせ。

数年前に個人的にOCTAVEステレオパワーアンプは組み合わせたことがありました。

その時はあまり良い印象がなかったのですが………………….

Sonus Faber Guarneri Memento (ソナスファベール・ガルネリ・メメント)× OCTAVE Audio MRE130&Black BOX

 いつもSonus Faber Guarneri Memento (ソナスファベール・ガルネリ・メメント)を鳴らすと、スピーカーサイズを忘れさせてくれます。今回のセットでは『音楽性能』がすこぶる高くなり、しかもよく唄います!表現が粋で、これでもかっ!という物量投入型の一途な一生懸命さとは無縁な軽やかさ。空間が艶やかに解放された甘くて濃密な雰囲気。音量を落としたと時の仄かな陰翳感も魅力です。

弦楽器の擦れ音は得意ですが、JAZZでもボーカルものは聴かせつつ、サイズを超えた鳴りっぷりの良さでしょうか。Audio Dripper TOKYOにはヴィンテージJBLが複数セットございますが、こちらも良いサウンドで過去に代理店さまや他ショップさま、お客さまが実践された評判通りかと思います。

KRELL KRS2&OCTAVE MRE130のBitter&Sweet Sound

プリアンプは結線して間もない物量投入型のKRELL KRS2とのマッチング(好み)も意外や良いです!OCTAVEも薄い1DINタイプのシャーシがベースですのでデザイン的なマッチングも良くて涼しげな雰囲気……….サウンドは厚めながらヌケの良さも印象的。
KRS2というアンプの部品は当時のプリアンプの中でも高品質パーツが奢られていました。当時の米軍の通信機等にも採用されていた部品が多数!アメリカハイエンド・ブランドの中でもパーツに対する品質に厳しかったのですが、当時の日本ではプリよりもパワーの方が人気がありました。クレルプリアンプの中ではPAM2は人気があり、私が23,4歳当時に中古品を購入。中を開けると、ある製品とかなり近い部品が要所々使用されていたと記憶。音は瑞々しくお気に入りの一台でした。

KRS2はPAM2とは異なる世界となりますが、底力はあるので電源まわりの環境を整えると俄然輝きが増してきます。通電時間ですが1週間程度は信号を流してあげて、設置環境を吟味すると、ホット&ビターな世界があらわれます!設置環境………ヴィンテージ・サイド・ボード上に設置していますが、サイドボードの縦に入る補強板の上にKRS2の脚を載せた場合がベスト。KRSの3筐体あるうちのトランス部は厚さ50㎜の板の上に設置。じつは電源部も放して設置するとなお良いです。

こうしたセットアップの違いを聴く場合、個々人ポイントがあると思いますが、和音が複雑に展開していくソースで、流れや微妙な変化が、一聴できる事が重要(音楽の構造と流れが聴きとれる事)。このシステムで合わせているNAGRA CDCはこの辺りの解釈が抜きんでています。まず音楽の構造と流れが端的に表現できるプレイヤー。

同じシステムでもプリが変わると潰れて聴こえたりする事はままあります。例えばピアノ演奏の不協和音スレスレのフレージングや調性が崩れる一歩手前の半音階ハーモニーが単に汚く聴こえるものはNGという事です。変拍子とハーモニックなコンポジションが入れ替わり変化していくもの。同じくヴァイオリン等の弦楽器の擦れ音もです。実際ヴァイオリンを間近で聴くとアグレッシヴな響きですが汚くは鳴りません。音場感性能や分解能が高くても肝心の音楽性が引き立ってこないと楽しくありません。楽器が弾ける方やスコアが読める方なら尚の事。

【中古 】OCTAVE MRE130 シルバー

さらにはスタジオワークの内容や機材、録音ブースの広さ、マイクの種類等まで想像できるといい状態かと思います。スタジオでもデジタル機器が多数扱われたり、要所でヴィンテージ・アナログ機材で録音や制作する場合があるからです。ホール録音でも収録しているスペースのハイト等も入っていますのでこの辺りまでイメージができると、音源そのものの制作レベルやレーベルの音質の差、楽器のちがい、演者の集中力までがイメージできると思います。その後オーディオ的なバランスをじっくり調整すれば良いと思います。一番は自分がノレる事や聴き終えた後に満足が満ちれば良いでしょう!

Counter Point SA5000 整備前の個体

Counter Point SA5000などは和音が綺麗にほぐれ浮遊する数少ないプリアンプです。「カウンター・ポイント」というブランド名はクラシック音楽用語でいう「対位法」と言う意味ですが、的を得たネーミング。こちらの個体は一度、状況チェックを行い再度鳴らしてみたいアンプ。プリアンプやプレイヤーによっては個性が強く、音楽的な分解能が低い場合、複雑なコードのハーモニーがベタっと塗り絵の様になたったりします。あくまでほぐれ、浮遊する事が重要。現代音楽やコンテンポラリーJAZZなどのインター・インプロビゼーション(即興の同時進行&ハーモニックな演奏)で演奏者達が何を演っているかがわかりますし、過去にないコードワークで新たな音楽にチャレンジしている事も聴き取れてきますと、過去の演奏の面白さが改めて実感できます。固有の盤に捕われると単なる音やマスタリング違いで見失いますので、どんな音楽でも、その構造と流れを聴く事がポイント。


ソナスファベール・ガルネリ・メメント×OCTAVE MRE130は初段の真空管によって音色変化がある事は以前のモデルでも試しましたのでいずれ遊んでみようと思います。現代管でもある程度満足できるサウンドではあります。
しかし……..ガルネリ・メメントは陰翳感と色気のおもむきが巧みすぎます。大人が密かに嗜むHiFiセット。

Sonus Faber Guarneri Memento & OCTAVE MRE130


 

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