中古 VITAVOX CN191 ヴァイタボックス・コーナーホーン 【ご成約】

英国 VITAVOX CN191 コーナーホーン 

1947年から現代まで続くオールホーンスピーカー

本格的木造建築 オーディオ試聴ルーム

VITAVOX CN191は、世界で一番音楽に煩いと言われる英国人が70年前に造ったスピーカー

上の写真は旧カフェを試聴ルームに急ごしらえし、VITAVOX CN-191を搬入して音楽が鳴り始めた時間。試聴ルームの窓からの風景です。遠くに富士山と浅間山が見えます。

CN191からは音楽サロンをやっておられたオーナーの愛聴盤「Anne-Sophie Mutter-Andre Previn/チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲2番」。ある程度の左右バランスをとったあたりから堂々と艶やかに、含みある鳴り方になりました。古いスピーカーは個体差がとてもあるので、当然すべてのCN191が良いワケではありません。

Vitavox CN191でこういう事は稀です。弦の艶や厳しさ、演奏者の呼吸も伝わる表現。部屋のSN比が高いのでホールトーンが消えていく空気の揺らぎや暗騒音も体感できます。しかも部屋45畳程あるサロンのどこで聴いても同じような体験ができる程。構造は分厚いコンクリートが基礎からたちあがっているため、CN191は台地にセットした状態と同じ。壁は漆喰と無垢板材で嫌な響きが出ません。天高は3.6m~4mで平行面がない構造。

床が強ければ10畳程の広さでも愉しめるCN191。40畳あればリアルサイズまで世界を広げます。

Yo-Yo Maのチェロ/ソロ曲にいたってはその場で弾いている様な錯覚に陥るリアリズム。昨今のサウンドステージという生易しいものではありません。こちらもスピーカーから10m以上離れていても聴く満足感は変わりません。スピーカーの真中で聴く事を意識する必要がないVITAVOX CN191。実はスピーカー前面1.5メートルぐらいからでも定位して聴けます!部屋の広さよりは床面の強度が必要なスピーカーでもあります。

このコーナーホーンを良好に鳴らすために、現在3.6mの天井高の無垢木造建築、床コンクリート立ち上げの旧音楽サロンをご用意しました。朗々と艶やかなサウンドがお聴きできます。

イギリス VITAVOX CN191 赤コーションモデル(VITAVOX社 買収前のモデル) 【ご成約  ありがとうございました】英国製オリジナル・キャビネット(キャビネット他整備します) 現行復刻版 販売価格 ¥8,000,000.

中古 イギリスVITAVOX CN191 虎目左右対称

中古 VITAVOX CN191 虎目左右対称(CN191は個体差が顕著です)

シンフォニーから弦楽四重奏、ピアノ、声楽、オペラなどクラシック音楽の陰影感、ダイナミズムをリアルサイズで表現しきるスピーカー。もちろんドライバー&高能率・軽量コーンの15インチウーファーなのでJAZZなども楽しめます。この場合アッテネーターを2つほど解放すると良いノリがでました。個体差が大きいCN191ですが、個人でもCN191やVITAVOXユニットを使用していたスタッフが自信をもっておすすめできる個体。高温多湿の環境にながく置かれたCN191は鳴らなく、響きませんのでご注意を!

CN191中期の個体(レッドコーション)。前面突板は左右対称です。虎目が揃ったCN191は非常に少ないもので、過去にカタログでしか見た事がありません。もちろんイギリス本国で製作された、オリジナル・キャビネットで裏面レッド・コーションにサインが入っています。下のCN191と同時代のモデル。壁面に設置しなくても充分なLOWの量感と質です。左右音圧は揃っています。オリジナル状態のキャビネットの仕上がりを極力壊さない整備をした後にご納品予定(クレーン搬入作業も可能)。ホーンなどにも無粋な加工はしていません。そもそもダンプなどする必要がありません。”鳴き”を倍音として利用しています。

雑誌などで初期CN191と混同した記載がありますが、中期モデル(本個体)は壁面置きにしなくとも低音が不足するという事はありません。時代変遷でトーン&マナーが変わっています。私どもではこの時代のCN191が現代の住宅事情とフィットしていると考えます。

Vitavox CN191 JBL Hartsfield ハーツフィールド

USED VITAVOX CN191(この個体と同じ世代のモデル

ホーンユニット&ドライバー

ホーンユニット& S2ドライバー

戦前の音源から、意外と現代の音楽ソースまで幅広く対応しますが、クラシック音楽の響きや香り、沁みいるサウンドを保持して部屋のどこで聴いても音楽が在ることを知る事ができるスピーカーはそう多くはありません。このCN191から15メートル離れたテーブルで聴いても、目の前すぐの距離で聴いても、いずれも「音楽」を聴いている満足感があると思います。またいかなるハイエンドスピーカーを調教しても味わえない世界がある事を確然に感じて頂けるオールコーナーホーンです。

ヴィンテージスピーカーの激しい個体差

ヴィンテージスピーカーはとても個体差がありますので、必ず現品を確認して確信して購入ください。写真が綺麗でもキャビネットやユニットが死んでいる個体はザラにあります。何年も鳴らさずに高い湿度の日本に在るだけで鳴らない個体になっていきます。ボイスコイルやネットワークも湿度や鳴らさない期間は厳しいものになります。こういう個体が不要となり販売される”パターン”があります・・・安いモノには何でも理由があります。

中古 VITAVOX CN191

無垢木造建築のホールサロン


英国 Vitavox BASS BIN オリジナル・セット ASK 

世界的にも稀な逸品。CN123マルチセルラホーン等本物のシアターユニットで構成されたお品。
…….お品、、、なんて、可愛いモンじゃないですが、男のブリティッシュ・サウンド、挑戦されてみてください。(ご案内はオーナー様の気分次第ですがよろしくどうぞ!)

VITAVOXのシアター系スピーカーで、高さ2m30cmで重量は片CHあたり260kg程しかありません。シアタースピーカーのスタンダードサイズです。

vitavox-bass-bin. 英国シアタースピーカー

昨今のスピーカーの世界を優に超越しています。価格という分かりやすいスケールは意味がなく、スピーカーだけではなく、入れる箱(部屋)がないとサウンド云々は語れない世界。CN191も同様です。