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試聴 cello Encore MONO|チェロ・モノラル・パワーアンプ・シリーズ 4機種 OH済

cello Encore MONO|チェロ・モノラル・パワーアンプ・シリーズ 4機種 Listen View!

 

最近、入荷やオーバーホール整備などで入荷した『チェロ・アンコール・モノ』を

3機種4セット聴いてみました。いずれも消耗したブロックコンデンサを交換し、

液漏れや消耗したアルミ電解コンデサを全数交換した個体なので、

かなり新品に近い状態じゃないかと思います。

cello Encore MONOシリーズの試聴

上流機はPHILIPS LHH2000(フルレストア整備)とcello  SUITE(オーバーホール整備)、

もしくはcello AUDIO SUITEのP301ダブルMONO(オーバーホール整備)、

ケーブルはcello stringsスピーカーはcello、LINNとして1週間ほどかけて聴いてみました。

PHILIPS LHH2000&cello AUDIO SUITE(LHH2000専用モジュール)

PHILIPS LHH2000とcello AUDIO SUITEはお客様が持ち込まれた個体で、

スイートのモジュールにはフィリップスLHH2000用(業務用デジタルプレーヤー用)

600Ωモジュールが入った、爆レアな個体です。

通常のP200 CDモジュールの入力インピーダンスは10kΩとなります。

cello AUDIO SUITE|600Ω XLR受け

cello AUDIO SUITEはアウトプットモジュールのP301がシングルのバージョンと

P301ダブルモノのバージョンの2パターンで聴きました。

ちなみにP301のインピーダンスがIN/OUTが600Ωで消費電力は20Wです。

600Ω CDモジュールの消費電力は5Wとなります。

cello AUDIO SUITE各種モジュール

試聴ソースは最近固定化している4枚と他。オペラ&クラシック系、80年代女性ボーカル、

戦後のクラシック(ヴァイオリンDUO)、ECM盤はエンジニアを替えて何枚か。

試聴CD1

【試聴したディスク4枚】

●Bobo Stenson / Trio Contra la indecision / ECM

⇒AudioDripper甲府で寺島靖国氏とJAZZ JAPAN誌のECMエンジニアの音の違い特集で試聴した盤。

エンジニアはステファノ・アメリオ。

●ホット・リップス / 門あさ美 / YAMAHA

⇒1982年のJポップ盤で松岡直也氏がサウンドプロデュース。サウンドの加工などの処理がどうか?

80年代を感じさせるリマスタリング盤 。

●Elina Garanca / Bel Canto / Grammophon

⇒プリアンプ試聴の際に入れる盤で声の質感やオケの対比、パースなどに注目。

ヨーロッパ特有の薫りも。

●Oistrakh Golovanov /Oistrakh plays Mozalt&Beethoven /Arcbipel Recrods

⇒1949年録音の時代感やユダヤ系ウクライナ人David Oistrakhのヴァイオリンがどう表現されるか、

伴奏のピアノとの雰囲気など。

試聴CD2

cello Encore MONOモノラルパワーアンプの良さ。 

まずはサイズ感の良さ。物量によるサウンドを極めていく方向ではないですが、

良質な電子部品をミニマルな回路でサウンドステージを精緻に表現していくモノラルパワーアンプ。

スピーカーの能率にも影響を受けますが、確かに40キロ以上あるパワーアンプや

cello PERFORMANCEのようなスケール感を求めるには無理があります。

しかし、夜中とかでも音楽を近くで聴くアンプとしては優秀かと思います!

モノシリーズ全てに共通しているところでしょうか。

今回試聴した部屋は140m2ありましたが音量不足は一切感じませんでした。

cello Encore MONO初期|オーバーホール整備済

MONOの消費電力は150W(1台あたり)、8Ω負荷時の出力は50W、

4Ω負荷で100Wとリニアな出力を保証。出力トランジスタはモトローラ製の

NPNバイポーラトランジスタ・シングルプッシュ。モデル途中からアメリカ製からメキシコ製へ変わります。

入力はFischer端子のみなのでこのあたりの使いまわしが面倒かもしれません。重さは7kgです。

初期 cello Encore Power Dual mono 

最初に聴いたのがMONOシリーズの中でも一番最初に登場したモデルのデュアルモノ。

フロントパネルは一体型ですが、筐体そのものは完全セパレート化されていて、

電源ケーブルも2本必要なモノラルパワーアンプ。

cello Encore Power Dual mono|オーバーホール整備済

最初に聴いたのが、Elina Garanca / Bel Canto / Grammophon 

13トラック目のロッシーニ:《マオメット2世》第2幕、三重唱:「この最期の瞬間にあって」

(カルボ、アンナ、エリッソ)。

cello Encore Power Dual monoで聴くと演者の立ち位置が明瞭に出て、声の質感も暖かみがあって

ミッドが充実している感じ。この数年プリアンプやパワーアンプなどの試聴で100回ほどは聴いているか?

cello Encore Power Dual mono used audio Listen View

セットしたスピーカーは3WAyユニットのcello Stradivari PREMIEREでわかりにくいのですが、

赤い●のスピーカーで後壁からは1mほどで近目のせいか演者の口元は黄色い●の箇所となりました。

ガランチャがセンターで前に出てサイドに他演者の立ち位置。声の質感も陰影感あります!

これは他MONO、MONO3も同じでさらにポジションニングが明確になります(わずかな差)。

黒いLINN KOMRIの位置だともっと高く奥行感も深くなる試聴室となります。

割とこじんまりとまとまる傾向だけど、うねるような求心力もあって聴き応えがあります。

 

ECM盤はcello Encore MONOの独壇場とも言える表現で、

特にシンバルワークは演奏もマスタリングも繊細で芯があって多彩な叩き分けを表現してくれます。

他のMONOと比較してわずかに若干レンジが狭い感じがするかもしれない。

cello Encore Power Dual mono|初期アンコール・モノラル・パワー アンプ 中古

cello Encore Power Dual monoは基本的にはフロントパネルと天板が共通であることを除き、

完全セパレートのMONOと同じなので個体差の範疇かと思われます。

 

cello Encore MONOと、cello Encore MONO3

こちらは完全セパレートのMONOで台数もそこそこ販売されたモデルかと思います。

cello Encore MONO

こちらは直輸入品ですが内部パーツ等はまったく同じです。

ちなみに下の写真はcello Encore MONOとcello Encore MONO3の内部です。

筐体上部左側に出力トランジスタ2個があります。

これが有名なモトローラ製のNPNバイポーラトランジスタです。

MONO3になるとオン・セミコンダクター製(旧モトローラ)になります。

モトローラ社を引き継ぎますので基本的には同じです。

現在はオンセミ社と名称変更し本社はアメリカのアリゾナとなります。

 

MONO(デュアルモノも同じ)とMONO3でどこがちがうかわかるでしょうか?

cello Encore MONO(右)とcello Encore MONO3(左)の内部

ちがいは、トランジスタの放熱板です。たったこれだけです。もしかするとシリアル番号で

他にも違いがあるかもしれませんが今回は放熱板だけのちがいでMONO3の方が放熱効果が

高いパーツに変更されていました。

出力トランジスタの放熱はシャーシで行っています!トランジスタベースが筐体左側の側板に

接着されているため左から冷やしてあげると良いです。

国内の取扱説明書にはあまり書かれていませんが放熱はひじょうに重要です!

 

またMONO3では筐体のアルミ無垢材が厚くなりました。

下の写真は筐体の厚みですがMONO3が左でMONOが右です。

左:MONO3 右:MONO

当たり前ですが軽く指でたたくと反響音がちがいます。

サウンドの違いも出て来ます。2台一緒に聴き比べないとわからないほどですが、

聴感上のS/Nがほんのわずかに高く感じる方がMONO3です。

MONOとMONO3ではほとんどちがいがわかりません……………………

その日の体調やケーブルの取り回し、設置場所でなくなるほどですが、

Bobo Stenson / Trio Contra la indecision / ECMなどのエアー感やシンバルの響き方、

ジュワワーンとなる”回数”の違いみたいなところでMONO3にレンジ感の伸びを感じるか…………….

個体差や整備のちがいでその差はわからなくなる可能性があるほど。。。

基本的に同一回路&同一部品なのでその差異はちいさなものかと思います。

cello Encore MONOはいずれのモデルも設置場所には敏感な傾向がありました。

静岡オーディオラボ製作の専用ボードで本体より重量があります!

設置場所は重さのあるもの上か、ウッドベースなどの床置きが良いです。

おそらくEIコアトランス(チョークインプット式)の振動があるせいかと思われます。

cello Encore MONO|アンコール・モノラル・パワーアンプ|オーバーホール整備済

今回聴いたMONOとMONO3は同時期にオーバーホール整備し調整した個体だったので、

かなり差がなかった気がしますが、試聴する中古オーディオ機器は

基本的には消耗部品を交換していなとほとんど意味がありません。

メンテしていないモデルと適切な整備をした個体では別物というほど違います!

 

ケーブルなどのアクセサリーでの変化も面白いですが、機器のコンディションに敏感になる方が

ながく楽しめる秘訣です^^

cello Encore MONO3

MONO3の初期はRFエンタープライゼス取扱いで最終後期はステラヴォックス扱いとなります。

今回の4機種目はステラヴォックス扱いのMONO3でした。

 

今回組み合わせたプリアンプはcello AUDIO SUITEとP301をダブルにしたスイート。

cello AUDIO SUITE&cello AUDIO SUITE P301ダブル

cello AUDIO SUITEのアウトプットモジュールはシングルとダブルで聴きましたが

スケール感とダイナミズムはP301の方があるかな?と感じました。

P301ダブルは40Wの消費電力となり、P301シングルの2倍。給電による差が音の差になるのかと思います。

 

cello audio systems

・・・残念なのは販売できるcello Encore MONOやMONO3,cello AUDIO SUITEの在庫がないことです///

 


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