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ミドルクラスのパワーアンプ試聴|Poweramp Listen View

used poweramp Listen View

冬に聴くハイ~ミドルレンジパワーアンプListen View.

LINN klimax SOLO | NAGRA CLASSIC AMP | Ayre VX5 | cello Encore MONO

ユーズドパワーアンプListen View

久しぶりにUSEDパワーアンプを4機種聴いてみました。

プリアンプは年に数回ほど比較試聴しますがパワーアンプの比較試聴は久しぶりです。

パワーアンプを聴いてみたいと思ったのが年明けに入荷したNAGRAシステムをフルセットで

聴いた時の心象がかなりの良かったので、NAGRA CLASSIC AMPのポジショニングの興味から

試聴室にあった4機種を聴いてみました。

ML2Lやcello PERFORMANCEもあったのですがサイズ的に今回は外しました。。。

試聴盤CD

試聴盤は4枚でハンガリーのJAZZギタリストGábor Gadó盤、ブレンデルのシューベルト1972年盤、

イスラエルのアヴィシャイコーエン(tp)のクインテットECM盤、

いつも聴くベル・カントオペラ、ガランチャのロッシーニ三重唱などをメインに試聴してみました。

 

プリアンプはLINN klimax kontrol SE/dps Ver.upでスピーカーは

JBL4344MK2メインとして聴きサブ的にLINN KOMRIとしました。

JBLをメインにしている理由はM0が重い38㎝ウーファーと振動版が軽いドライバーなどの

複合ユニット構成dでさらに4wayのこれまた重いネットワークで

パワーアンプからすると厄介な存在だからです。

JBL4344MK2とLINN KOMRI

スピーカーは横壁から約2m、後ろ壁からは約2.5m、試聴位置まで4.5mになります。

壁から放す理由は壁の影響を極力減らして微細なサウンドステージ情報の正確性を判断します。

プリアンプの判断の時も同じですね。

スピーカーレイアウト

聴いた順番からLOGしていきます。簡易的なレビューになりますがご了承ください。

詳細はお問い合わせください。

 

 

NAGRA CLASSIC POWERAMP

NAGRA CLASSIC AMP poweramp|中古ナグラ・パワーアンプ

今回、現行ナグラ・クラシック・パワーアンプ単体を聴いてみたかった興味から比較試聴してみました笑

試聴盤は毎回、Listen Viewで聴くガランチャ盤。

Elina Garanca / Bel Canto / Grammophon

試聴曲はロッシーニ【歌劇《マオメット2世》 / 第2幕 三重唱「この最期の瞬間にあって」】で、

1470年オスマン帝国に攻め込まれたギリシャが舞台のイタリアオペラ。

エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)、シウリーナ(ソプラノ)、ポレンザーニ(テノール)の

三重唱は敵に攻め込まれ「最後の別れ」を決断する瞬間でありながらも、

お互いの絆と神への救いを求めて歌う極めてエモイ瞬間…………….

技巧的な面よりも祈りにも似た内面的な感情の揺れが聴きどころでしょうか?

場面の迫真性と3人の訴求力、人間が最後に諦観した絶望と相反する救いへの祈り…

複雑な感情がどう展開されていくかオーディオ的には3人のポジションがとても重要かなと思います。

・・・オーケストラバックの情報量をこなせずにだいたい3人がゴチャっとするアンプが多いです。

3人の位置関係が重なったり入れ替わったり定位がグラつくとNG….. 

理由は単純で聴く席にもよりますが歌曲のステージではマイクを使わないため立ち位置が入れ替わったり

重なったりすることは起きないからです。

また音がスピーカーにへばり付いていたりスピーカーの天板より上に声が定位しない場合も超NGです!

 

アバド指揮、ロッシーニの聖地(オペラの聖地?)ボローニャのオーケストラのせいか??

ガランチャのブレスやルバートに対する反応が最高なので3人のアンサンブルが集中して聴けて、

その世界観に引き込まれます。また声の品位やガランチャの伸びやかなメゾソプラノはゾクっときますね!

ブレスノイズや吐息などもキュート感あり。NAGRAを音決めしている方の音楽力がすごい!

 

あえて、NAGRA PREAMPは外しましたが、次回セットしてみます!

NAGRA CLASSIC PREAMP OP OutTrans 現行モデル

今回聴いた中でNAGRA CLASSIC AMPが秀でたところは3人のアンサンブルと

オーケストラが常に適度な距離感で定位し、シーンの状況をリスナーに伝えてくるところです。

各パートの立ち位置が最後まで崩れないところは流石でした。

 

メモにはステージ感もしっかり、コントラバスが左奥でゆったりと….シンフォニーを聴く

素養も十分にあるように感じました。

一点、あるとすると3人の声がなんとなしに若く感じるとところでしょうか。

Listen View CD

次にハンガリーのギタリスト、ガボール・ガド|Gábor Gadó / One glimpse is not enough/BMC 盤

1トラック目。アンニュイで憂いある東欧のサウンドがベースとなり、シンバルレガートも最高!

カツカツなシンバルもJBL2405らしいサウンドでグッド!若干15インチウーファーが重いかな??

次にブレンデルのシューベルト即興曲集 第3番変ト長調もとても”まとまり感”があって

JBL?みたいな感じで聴けます。スピーカーの奥にグランドピアノが実際にあって弾いているかのよう。

4枚目はイスラエルのトランペット奏者アヴィシャイ・コーエンのECMデビュー盤、

Avishai Cohen / Into the Silence / ECMのタイトルトラック。即興のような冒頭シンバルのシズル感と

対比する重めなトーンのトランペット。10分以上と長めですが、今回の環境だとクインテットを

リアルサイズで聴ける!このトラックはとてもスリリングな演奏で聴き応えあるコンポジションです!

おそらく良いシステムだとびっくりすると思います。

NAGRA CLASSIC AMP poweramp|中古ナグラ・パワーアンプ

今回の試聴のメインで聴いたナグラのパワーアンプは、

今回聴いた中でもLINN klimax SOLOと同等ぐらいのコストですが、サウンド的にも新世代感がありながら

どんなジャンルの音楽でもしっかり聴ける安定感があります。

 

 

cello Encore MONO

cello Encore MONO

このcello Encore MONOはお客様からのお預かり品でたまに動作させています。今回も4時間通電しました。

Elina Garanca / Bel Canto / Grammophonはモノラルパワーアンプらしく

セパレーションの良さがあります。

NAGRAと比べると若干3人の立ち位置の明解性は薄れますが、それを補う、

声の艶感はcelloらしいもので充分に聴き応えがあります!年齢相応の声質かと思います。

cello Encore Power Dual mono|オーバーホール整備済

2,3日前にお客様とcello Encore Power Dual monoを聴いたのですがこちらはもう少し温度感が

高くなる質感があり、こちらの表現もあり!3人のポジションはまた若干近くなりますが

この辺は調整範囲なのかと思います。整備性やUSEDプライス的にはアンコールの

パワーアンプシリーズは優秀かと思います。

ハンガリーのギタリスト Gábor Gadó / One glimpse is not enough/BMCはミッドレンジの厚みや

カツカツくる重高音なシンバルがよりキマス!サウンドステージは若干狭いかもしれません。

ブレンデルのシューベルト即興曲集 はかなり聴いてしまいました笑 JBLでも気品や落ち着きがある

ピアノソロがしっかり聴けるサウンドでした。

イスラエルのトランペット奏者アヴィシャイ・コーエン|Avishai Cohen / Into the Silence / ECM

メモに『ECMいいね!』とメインのトランペットが3mの天井近くから降り注ぐような錯覚。。

音の浸透圧もある気がします。

 

LINN klimax SOLO

同じくモノラルパワーアンプのリンソロ。こちらは私がストックしているペアとなります。

LINN klimax SOLO mono power used

Elina Garanca / Bel Canto / GrammophonはNAGRA POWER AMPと並びかなり良かったと思います。

メモには『JBLではないね!』や3重唱の3人の距離が近いのに定位が明解。など沢山メモってました笑

特にLINN KOMRIで聴いたサウンドはウーファーのパワードと同じアンプなのでベストかな….

LINN SOLOの場合どのソースもですが演者とリスナーの関係性?ができるように感じました。

 

LINN klimax SOLO

ブタベストで録音された Gábor Gadó / One glimpse is not enough/BMCは全楽器の演奏が

見通せる情報量で、ドラムスセットが奥に展開!かなり良い印象です。

ECMジャズのAvishai Cohen / Into the Silence / ECMはドンピシャでずっと聴きたくなるサウンド。

アルバムのコンセプトがしっかり伝わってくる解釈かと思います。

寒色系のサウンドは人によってはクールかも?

 

Ayre VX5

Ayre VX5 POWER AMP

今回のパワーアンプの中で一番コスパが高いかもしれないAyre VX5 パワーアンプ!

定価で100万円程のパワーアンプでEIコアトランス搭載です。

ロッシーニ歌曲 Elina Garanca / Bel Canto / Grammophonは温度感が高めで、

サウンドステージがコンパクト。NAGRAやLINN klimax SOLOとは3倍ほどの価格差があるので

いたしかたないか……3重唱のメゾソプラノ、ソプラノ、テノールの立ち位置が交じる傾向がありました。

東欧のJAZZギタートリオ Gábor Gadó / One glimpse is not enough/BMCの最初のメモが『太い!』。

ステージは小さめで温度感あり。ガランチャと同傾向のサウンドですね。

ブレンデルのシューベルト即興曲集はとても奥に定位し、今回の4台の中では一番スタジオの奥で

弾いている雰囲気となりました。ECMジャズのAvishai Cohen / Into the Silence / ECMは温度感が

高くなり静謐感もあり聴き応えあります。

USED Poweramp Listen View

約半日をかけてパワーアンプを比較試聴しましたが、順当な結果だったように感じます。

cello Encore MONOはやはりアベレージが高く人によっては満足度が高いものと思います。

LINN klimax SOLOはプリアンプなどの試聴でセットしている通り、縁の下から支え個性をアピールしてこない

佳いパワーアンプでした。NAGRAは”音像定位”が正確でした。質感の品質も高く誰もが納得できる

パワーアンプかと思います。今回のパワーアンプの中では情報量も一番だったと思います。

 

4台を一気に聴くと想像以上にちがいがあり楽しい時間となりました!


 

Mark Levinsonやcello製品は買取・下取から
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