cello Encore 1MΩ(PHONO)初期 正規品プリアンプ
定価¥1,788,000. 販売価格¥758,000.(税込)
2020年オーバーホール整備済/2021年2月点検・調整・ボリューム分解整備
外観:+A 動作保証:6か月【ご成約ありがとうございました】
cello Encore 1MΩ(PHONO)中古アンコールプリアンプの状況、内部++Aランク。
今回ご紹介するcello Encore 1MΩ(PHONO)プリアンプは2020年7月にオーバーホール整備を行い、
電源部&本体の劣化パーツを交換しました。
液漏れしたSPRAGUE製からVishay/Roederstein製になっています。
電解コンデンサのメーカー保証期間は10年です。現在cello Encore 1MΩ(MM/MC)は
製造から30年経ていますので要交換パーツとなります。
今回のcello Encore 1MΩ(PHONO)の内部状況は++Aです。
当社お客様の下取品で、内部は美しい状態でハンダクラッシュ、
劣化パーツは新品へ交換済みです。内部・動作は「A」クラスとなります。
フィルターコンデンサにもひび割れなどありません。
電源部のコイルは吊り下げ式のマウントでフローティグされていますので、
持ち運びの際に揺れ音がしますが問題はありません。
基板状況もとても良く、ハンダクラッシュなどはありません。
左右チャンネル2連 固定抵抗切替式のメインボリュームも2021年2月に分解整備しました。
以前のお客さまが交換済み部品を廃棄されたためありませんが、
電源部電解コンデンサなど20個ほど交換しています(上記・下記写真で確認可能です)。
端子類もクリーニングしました。30年前の製品とは思えないほど、とても状態がいいコンディションです。
シリアル番号は430番でcello Encore 1MΩ(PHONO)では希少な後期となります。
cello Encore 1MΩ(PHONO)中古アンコールプリアンプのサウンド
サウンドはTom Colangelo(トム・コランジェロ)&Mark Levinsonらが
具現化したハイエンドオーディオの世界を体感できます。
オペアンプモジュール式からスタートしたMLASプリアンプ回路を
Aクラスバランス回路の贅沢な仕様となりました。
サイズの大きいRIFAカップリングコンデンサもサウンドの質感に寄与してますね。
ボリュームも2CH独立の固定抵抗切替式です。
インプットゲイン設定によりサウンドキャラクターが微妙に変わるところは
OLDレビンソン同様です。
電源部はチョークインプットコイル式を採用した初期モデルです。
目立つ傷がない外観でとても清潔感があるコンデションです。
もちろん内部もクリーンな個体です。
最高のコンディションを保ったcello Encore 1MΩを探されていた方におすすめの1台です。
cello Encore 1MΩ(MM/MC)プリアンプのオーバーホール整備のメリット
オーバーホール後のcello Encore 1MΩ(PHONO)のサウンドは音像の彫りや立体感、
まとまりや”座り”がよくなり、立体感やエア感が整います。
サウンドステージなどはセッティングの調整やケーブルなどのアクセサリーとの相性も関係しますが、
本質的には微弱信号の精度が関わってくるサウンドは電子部品の状態マッチング、調整がカギになります。
オーバーホールを適切に行うと機器内の左右条件などが調整できるので左右バランスが整います。
SPRAGUE製コンデンサなどの液漏れなどがある未整備の中古品の多くは
単に音が出ているという状態で、例えば片CH側のコンデンサーの容量が著しく
減っている場合は十分な電流を貯められなくて大入力時などに左右バランスが崩れます。
こうなると左右の音像が曖昧に定位しますが、聴きやすいと錯覚される場合もあります。
同じ機種でもサウンドがちがう事は当たり前にあるので、個体そのモノで千差万別です。
現代の同額機器と比べるととてもバリューコストな一台!
現在製造すると300万円ほどになってしまうプリアンプです
(ちなみにcello AUDIO PALETTEは2千万円程の試算になります)。
cello Encore 1MΩは今後故障しても整備ができますので安心してご使用できるプリアンプです。