中古 JBL DD66000 EverestをSRC造のマンション想定スペースで鳴らしてみる

2018.7.26 更新

JBL Project EVEREST DD66000

OneOwner USED

 

JBLのフラグシップと言えば、パラゴンやハーツフィールド、DD55000やK2 S9500など。

何れも、何方かのお宅で聴いたサウンドで心底いいなあ!と感じた事がある。

知り合いのオーディオ店の方が鳴らすパラゴンは圧巻で、圧倒的なエナジーが衝撃的だった。

・・・そんな中、過去に幾度となく聴いたJBL DD66000 Everest。

実は『いいなあ!』と感じた事がなかったJBLフラグシップ。

 

1940年代から2000年代、60余年越しのジム・ラン!

JBL DD66000 Everest

このページは『中古 JBL DD66000 EverestをSRC構造のマンション想定スペースで鳴らしてみる』というページです。

『中古 JBL DD66000 EverestをSRC構造のマンション想定スペースで、いろんなアンプを繋いで鳴らしてみる』というページです。ある程度、鳴らしてから販売します。その際のセット・ノウハウやケーブルなどのツールはご購入者様に差し上げたり、格安でお譲りします。

JBL DD66000 Everest

2006年に登場したJBL エベレスト DD66000。登場した当時のインパクトは大きく、何度か聴きに行っていたものです。立派なスピーカーでした。個人的に当時はALTECなどのシアタースピーカーや自分でユニットを構成したマルチアンプのスピーカーシステムを使ったりしました。また同時にマーチンローガンのCLS2Zなども。

ALTEC A5

僕の記憶のDD66000は、とにかく良くなかった。

2010年頃に聴いたJBL DD66000 Everestはトゥイターがあそこで、ドライバーがここで、ウーファーの基音部がここで鳴っているとわかるような状態で鳴っている事が多かったと記憶されてます。何度かそういうサウンドを聴いているうちにDD66000への興味も失せていきました。関心はヴィンテージなVitavox CN191やJBL Hartsfield、JBL4350などへ。その内、衝撃的なパラゴンを聴き、今に至ります。

JBL DD66000 Everest コントロール部

要は、JBL DD66000 Everestはまったく良い音が出ないスピーカー、という烙印を捺した事になってました。この8年間。Audio Dripper オープン時のすぐにDD66000の買取依頼があり扱いましたが、その時はJBL Hartsfieldが2セットあったりしたせいで、倉庫からお客様宅へ運び込んだ事がありました。

ただあの時の個体もトゥイーターが若干出しゃばってた記憶通りのサウンド。後日、お客様に聴くと、高域は聴こえないからいいんだよ!ワ、ハハハと豪快に笑い飛ばされた・・・・・。

僕の記憶のDD66000は、どうしようもなく、とにかく良くなかった。

LNP2LとJBL DD66000 Everest!

しかし、今回のこのJBL DD66000 Everestは買取時にお客様宅で聴いた時これまでとちょっと違う感触だな、と感じたので倉庫ではなく、柳橋の試聴室まで運び入れMark Levinson No.23Lで鳴らしたところ、やっぱり、トゥイーターがうるさくない!これまで聴いたDD66000とは異なりナチュラルな感じ。

元オーナー様は新品のDD66000をEMT930やガラード301をメインに聴かれていたようで、アナログレコードを長い期間聴かれていたからシームレスでナチュラルなのか?と馬鹿な事を思ったりしてますが、このJBL DD66000はユニット間のつながりがすこぶるスムーズ!

DD66000:スピーカーターミナル部

DD66000、クラシックだろうがジャズだろうがロックだろうが不得手な音源がない感じ。

また、また!と言われるかもしれませんが、DD66000はある程度しっかりした仕事の音源はかなり魅力的に聴かせてくれます!

10cm口径・5cmスロートのコンプレッション・ドライバー【476Be】と15インチウーファー【1501AL×2】は往年のJBLフラグシップモデルのフォーマットでです。たしかにスピーカーの後方に音場がフワーっと広がる事はないのだけど、生演奏の現場で後方に広がる事はそうそうないのも現実(なので逆に後方に広がるサウンドステージの魅力がある)。スリムな女性ボーカリストでもある程度の実存を感じさせる。弦楽四重奏なら少々狭い場所での演奏なら、かなりアグレッシブに聴こえるはずです。

ジャズならかぶりつき?そうした生命力ある音楽の側面から聴くJBL DD66000 Everestは近代JBLフラグシップの中で相当に良いスピーカーです。ホーン型とは思えない低歪で聴感上のS/Nが高い事もポイント。

今のところ無理に要求を出すとすれば、空間表現の奥行き方向の立体感の精度でしょうか。ただ感覚的にはセッティングで相当クリアされそうな感じではあります。またバイアンプ接続にするとかなり精緻な表現になる事でしょう!

jbl used dd66000 woofer

JBL DD66000 Everestのホーン小傷(左下)

JBL DD66000 Everestのセットアップ

DD66000には左右があります。ダブルウーファーはパラレルではなくスタガーなので1本のスピーカーは150Hzまでもう1本は700Hzまで受け持ちます。この2本のバランスを調整できます。HI側は切り替え式のアッテネーターもあります。

試聴室の部屋の設置環境から内側の1501AL(アルニコ磁石)ユニットを強めにセット。これだけで音像のまとまりや立体感がかなり違います。ボーカルの口元がピンポイントになり、背景が立体感を伴って表現されてきます。

JBL DD66000 Everestの調整

2本のウーファーは平面にセットされていないので、2本のウーファーの音圧を変える事で音像の出来方がかなり変わります。

JBL DD66000 Everestのウーファー音圧の調整

ネットワークを活かしたバイアンプにする場合、LF Drive側の2本のシューティングバーを「Bi-Amp」へするらしい。。。クロスオーバーディバイダーで完全な2wayマルチアンプも可能です。

JBL DD66000 Everestと1940年代のjimlan時代のホーンユニット&ウーファー150-4C

JBL DD66000 Everestを鳴らすパワーアンプ。

現在のパワーアンプの在庫はGOLDMUND Mimesis9.4、Mark Levinson No.20L、Mark Levinson No.20.5L、Mark Levinson No.23L、No.23.5L、Mark Levinson No.333L、KRELL KMA100MK2他など。

LNP2LとJBL DD66000 Everest!

バイアンプも視野に入れるとMark Levinsonのペアは魅力的。バイアンプにする事で、よりドライバー&トゥイーター帯域の精緻さや密度感が上がるはずです。

プリアンプはFM Acoustics FM255とFM245、Mark Levinson No.26L(BASIC)、No.26SL(BAL)Jeff Rowland.D.G CoherenceⅡ、cello audio suiteなど。

cello audio suiteとFM Acoustics

JBL DD66000 Everest

ヴィンテージJBLとはまたちがう世界を表現するスピーカー。世界はちがえど、かなりの説得力があると思います。プライスは中古ならではで一気にお得な感じでしょうか(苦笑) 1本135万円程でこの音はそう簡単に手に入りません。

 

■JBL エベレスト DD66000 RW(ワンオーナー) ハーマンジャパン 定価¥6,000,000.  【ご成約  ありがとうございました】

JBL DD66000 Everest付属品

JBL DD66000 Everest付属品

 

<更新>

JBL Hartsfield&JBL DD66000のサウンドのちがい、世界観。

世界中のオーディオショップ、雑誌でも行っていないとと思うのがHartsfieldとDD66000の同一環境下でのサウンドのちがいでしょうか。JBL DD66000 Everestのデザインアイコンはハーツフィールドやパラゴンからもインスパイアされているそうです。まず佇まいの良さは個人的にはHartsfieldです!これは趣味嗜好なので好き好き。

サウンド。これはぜんぜん違います。JBL DD66000 Everestでいいなあ、と感じるのはLOW側レンジに不満がないこと。下手すると出過ぎるほど。そして歪感がない事(Hartsfieldに比べると)。ハーツに比べると音数が多い。

JBL Hartsfieldの良いところは、Live感と音場サイズの大きさ。壁面いっぱいに広がるエア感はホーン形状の成せるワザか。今のところ、こればっかりはHartsfieldの独壇場でスピーカーの存在感がさほどないところからサウンドステージが広がる。ただ一つ欲しいのはLOWの量感。これは壁面置きではないので多くは望めない部分。

過去から現在までおよそ100年余りのスピーカー技術の一端を盛り込んだDD66000。半世紀前のモノラル時代のHartsfield。時代の隔たりはすごいのだけど、真髄の部分は、そう変わっていないとも感じる。

JBL Hartsfield&JBL DD66000

 

JBL DD66000のジャンパーケーブルを変更してみる。

プリアンプをFM Acoustics FM255をセットJBL DD66000 Everestはバイワイヤリングなので、純正ケーブルをFM ACOUSTICS FLS3と変更してみました。私的にはあまり好きではありませんが、変更可能な部分のジャンパー線という事でJBL純正からFM Acoustics FLS3へ交換メインのスピーカーケーブルはFM AcousticsのFLS5。オールFM Acoustics製のケーブルとなります。

実は最近まで在庫していた「JORMA DESIGN  ORIGO  5PK SPA-SPA」はケーブルながら素晴らしく知力があったスピーカーケーブルでした。

FM ACOUSTICS FLS3とJBL純正ジャンパー線

ジェシー・ノーマンなどのピアノ歌曲LIVE(PHILIPS盤)などの空気感の細やかさや濃度があがった、というのがファーストインパクト。キース・ジャレットのスタンダード(ECM盤)のピアノのボディ感、シンバルのシズル感も良いかも。音数が増えたような感じでバランスとしては気もちミッドから上に寄ったかな・・・?

交換して気付いた事は”ざわざわした感じ”が落ち着きました。元々ホーン型としては聴感上のS/N比が良いと思っていましたがさらに静けさとエナジー感がプラスされた良い結果。10日程装着した辺りでどうなのかが分かるとお思います。もちろん純正ジャンパーケーブルでも充分良いのです。オーディオ的に比較した場合の事です。

この延長線上にバイ・アンプや完全マルチアンプという「選択枝」があります。優劣ではなく、あくまで選択枝という事。さらにこの先にルーム・アコースティックや部屋そのもののサイズ変更や造りの追及、電源設備などが来ます。Audio DripperではJBL DD66000 Everestを基礎RC打ちの吹き抜け和建築や60畳程のRC造に設置する事もできますが、その予定はありません。一般的なSRC造の雑居ビル、柳橋の試聴ルームでお客様を迎えます。今後、おそらく展示中は付属のJBL純正ジャンパー線は使用する事ないかもしれません。JBL DD66000 Everestに限らず果てしないので、優劣ではなくご自分のLIFEと折り合いつけてください。

FM ACOUSTICS FLS3をBL DD66000に装着。メインケーブルはFLS5

現在、メインの試聴室である柳橋店ではホーン型タイプのスピーカーでプリアンプやパワーアンプを試聴される方用のスピーカーはJBL DD66000 Everestとなっています。ちなみに一般的なダイレクト・ラジエーター型のスピーカーはPenaudio Serenadeです。

 

■FM ACOUSTICS  Forceline FLS3  スピーカーケーブル 1メートルYラグ 正規品 定価¥518,400. 【ご成約  ありがとうございました】

JBL DD66000 Everest(2007年~2011年)

形式 3ウェイフロア型
使用ユニット
ウーファー:380mm 径 1501AL×2
ドライバー:HF100mm 径ベリリウム・コンプレッション・ドライバー〈476Be〉
トゥイーター:25mm 径ベリリウム・コンプレッション・ドライバー〈045Be-1〉
ホーン指向特性 :HF水平100°×垂直60°UHF水平60°×垂直30°
インピーダンス 8Ω
許容入力 500W(RMS)
出力音圧レベル 96dB(2.83V/1m)
周波数特性 27Hz ~ 50kHz(-6dB)
クロスオーバー周波数 150 Hz(LF1/LPのみ)、700 Hz、20 kHz(UHF/HPのみ)
コントロール機能 HFレベルコントロール(-0.5dB/0dB/+0.5dB)
LFダンピングコントロール(Low/High)
F/ HFドライブモード切り替え(Normal/Bi-Amp)
システム・オリエンテーション切り替え(Left/Right)
寸法 全幅:965mm 全高:1,109mm 奥行き:469mm
重量 137 kg(グリル含まず)/142 kg(グリル装着時)
バイワイヤリング


お電話でお問合わせ  03-5809-3401(13:00~20:00)  メールでお問合わせ   info@audiodripper.jp 
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