シルバーカラーをさらっと纏ったスマートさ。
しかし、懐の深さは想像以上のOCATVE MRE-130。
NEW
OCTAVE・オクターブ MRE130 真空管モノラルパワーアンプ 定価¥1,974,000. 正規代理店 販売価格 ¥828,000.
ヴィンテージアンプからハイエンドスピーカーまで鳴らすモノラルパワーアンプ。6550出力管が16本付属!8本は新しいものです。KT88も使用可能です。今年の5月に代理店で整備・動作チェック済のミント・コンディション。
EIコアより磁束密度が高いコアを自社生産しているドイツOCTAVE社のモノラルパワーアンプ。RCAとXLR入力が切り替え可能。出力管のバイアスは付属工具で簡単に調整できます。初段管や整流管の変更で音色変化が楽しめます。
スタイリッシュなデザインで現行機の定価からとてもコストパフォーマンスが高いモデルでしょうか。
Octave MRE 130は真空管を痛めないスロースタート機能やアンプ内の保護回路、スピーカー保護回路が充実しているため、貴重なスピーカーのボイスコイルのダメージ回避機能に優れています(実際に整流管や電圧に問題があった場合は自動でミュート(電流カット)します)。ハイエンド・トランジスタ・パワーアンプを使用されている方にもおすすめ!
付属品:本体、真空管保護カバー、6550管16本(全ての出力管は推薦バイアス値に収まります)、OCTAVE箱(緩衝材あり)取扱説明書、代理店整備書類。オプションのブラックBOXなどもご案内可能です。
夏場の対策
真空管アンプに限らず、夏場の高温多湿な時期はオーディオ機器にとってもタフな季節。トランジスタアンプなどは筐体内に発熱元であるパワートランジスタがあるため熱対策が重要です。エアコンをある程度ONにしてお聴きください(エアコンも騒音レベルカタログ値が掲載されています)。
OCTAVE MRE130の場合は設置ベースと本体底部の隙間をとります。底部は大抵のパワーアンプには対流させるため空気孔が空いています。さらに整音ファン(DC5V)で風を送ります。
底面付近にはオーディオボード系の基板があります。夏場はこちらへも空気を送ります。
2016.12 PICK UP個体
ドイツOCTAVE社はオーナー設計者 アンドレアス・ホフマンの父が1968年に設立したコイルやトランスの製造会社「ホフマン・トランスフォーマーズ」に端を発し、1980年に高信頼性のトランスと真空管をキーデバイスとして誕生したアンプメーカー。
楽しみがいのある真空管パワーアンプOCTAVE MRE130
モノラル真空管アンプのOCTAVE MRE130は動作に安定感があり、ハイエンドスピーカーはもちろんの事、ヴィンテージスピーカーとの相性も良い、モノラルパワーアンプ。出力管はKT88や6550が装着可能です。真空管が初めての方でもバイアス調整などのやり方は簡単です。初段管を変更する事で音色調性も可能です。
100dB/m程の高能率のヴィンテージスピーカーでも高い実S/N比(ほとんどノイズ皆無)と程よい温度感です。振動板が重いハイエンドスピーカーの駆動力・制動力も充分。古いタイプの真空管アンプではありません!ハイエンドのトランジスタに親しまれた方でも扱いやすく違和感はないかと。特にスピーカーのボイスコイルにシビア・アクシデントからダメージを与える要素を極限まで減らす設計です。JBL HartsfieldやOlympus S8R、WILSON AUDIO System5やガルネリ・メメントなど時代や国境を越えたブランドのスピーカーを上手く歌わせます♪
OCTAVE MRE130搭載 トランス PMZコア
OCTAVE社のトランスに採用される、PMZコアはトロイダルはもちろん、EIコアよりさらに磁気密度を高めた設計がポイント。パワーアンプにおけるトランスのコア(芯)材は重要です。おそらく重いウーファー等での音際の輪郭や瑞々しさの秘密ではないかと思います。
OCTAVE BLACKBOXの効能。
BLACK BOX(本体色はシルバーです。)はOCTAVEアンプの外部強化電源。電流容量を増やし、供給電圧の変動を打ち消し、メイン電源の低周波ノイズを抑える追加リザーブ・コンデンサーを組込んでいます。 音の違いはLOWのリアリティや音場の深さにあらわれるようです。ヴィンテージのKT88等の組み合わせも良いようです。サウンド以外でも筐体の高さを1DINサイズでまとめらた優美なデザイン性もグッド!
現在、1950年代に誕生したヴィンテージJBL Hartsfield(ハーツフィールド初期)とSonus Faber Guarneri Memento(ソナス・ファベール ガルネリ・メメント)などと組み合わせています。コントロールアンプはSPECTRAL プリアンプ DMC-20 シリーズ2(Option Balance入力、Phono付)とセット。
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