8畳~10畳スペースへ設置するJBL Hartsfield

3m60cm~4mに設置した

JBL Hartsfield D30085はいかに鳴るか?【6畳~10畳】


通常、6mから7m程でセットしているHartsfieldを4m以下に収まるセッティングを試みました。
狭いお部屋に入れたいというリピーターさまとセッティングさせて頂きました。下の写真がおよそ3m80~4m壁面イメージ。

JBL Hartsfield D30085  Mid Century Modern Speaker

たとえ狭いスペースにセットしたとしてもHartsfieldの優美さやMid-century-Modernなデザインの魅力は消えません。ダウンライト下に設置すればJBL 537-509 (H5039+L5090)レンズがアクセントになります。一旦音楽が鳴り始めると豹変するところもHartsfieldの魅力です!JBL Hartsfieldの概要・詳細情報 ⇒

中古 JBL ハーツフィールド販売。後期型

LINNが設置されている真ん中のSkovby Mobelfabrik社製ヴィンテージ・サイドボードの横幅が約1m60cmで若干左右に余裕があります。試聴位置は2m程。詰めればサイドボードを挟んで3m60cmで6畳長辺に置いてもいけるかもしれません。

私的に6,7m間のセットアップが理想的だと思っていましたが、なかなかグッドなイメージ。その昔コーナーホーンは7m開けるというのがVITAVOX等の資料にあったりしましたので、刷り込まれていましたが、1m60cm程の空間に高密度なサウンドステージがあらわれました!前にモリッとせり出すような・・・・音像密度。

Hartsfield周辺の1m四方×2すべてから音が出でる印象で音離れの良いサウンドです。音像サイズはJBL 537-509 (H5039+L5090)ホーンにフォーカス可能です。黄金色のL5090レンズの正面カットは丸くなっていて、断面カットでは上方にも下方、サイドにも音を放射しますので音場が広くなるポイント。音像定位もピンポイントまで詰めることが可能です。

ヴィンテージスピーカーのJBLハーツフィールド

本日はLINN Klimaxシリーズだけですが、充分かなと思わせるベースドライブ力。後期型の良さは厚みと音離れのバランスが絶妙。ハーツフィールドの前面ワイド幅は110cm程あり、斜めってセットしますので、実際の必要幅は約90cm・奥行70cm程の三角柱。壁にくっつけますのでスペースファクターは以外に良いです。

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Audio Dripperでは1年間で5セット扱いましたが、後期レプリカはすぐわかります。Hartsfieldの裏面やホーン内部、バックキャビティなどはすべて米松が使用されています。左右ともエナジャイザー取付窓があります。突き板や天板エッジの仕上げは初期型と同様です。底板の鉄鋲も初期と同様。他にも板材カットの角度など多数見分け方があります。

JBL Hartsfield 最後期C30モデル

JBL Hartsfield 最後期C30モデル

中古 JBL Hartsfield オリジナルN7000モデル・ネジ式

JBL Hartsfield オリジナルN7000モデル・ネジ式

150-4cとLE15A JBLユニット

いずれもHartsfieldに装着されていたユニット

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何れもフロントマウントですので裏面は綺麗です。LE15AのエッジN0.3(硬化なし)で、コーン紙No.21513。150-4Cのコーン紙はNo.150101共にオリジナルコーン紙です。JBL375も濃赤茶の蝋付でオリジナルです。ウーファー領域はどのタイプもソリッドでとても速く、量感を出すことに苦労します。

弩級モノラルアンプも凄いのですが、同時代のJBLパワーアンプも良いです!

中古 jbl-se408s フルレストア

jbl-se408s フルレストア版

現在、JBL大型スピーカーはHartsfield初期と最後期(後期1stモデルも可能)、JBL Olympus S8R、K2 S9500をはじめ聴き比べ可能です。Vitavox,TAD2402などが入荷予定です(…….早速スペースがなくなってきました)。

■JBL Hartsfield D30085(1964 最終オリジナル・モデル)【ご成約済 ありがとうございました】


■JBL Hartsfield D30085初期 オリジナル(希少な左右同一 STEREOペア)  【ご成約 ありがとうございます】

スタイルはMid Century Modern Speakerの頂点といっても言いスピーカーかと思います。

音楽が鳴っていない時は、ヴィンテージ・モダン家具のような優雅な佇まいですが、一旦音が鳴り始めると野獣が覚醒したような凄まじいエネルギー感で、調整されていないと手が付けられません。ハッピーな音も切ない音も厳しい音も、痛い音も出ます……
基本的には1メートル四方のスピーカー全体がオールホーンですので、部屋ごと取り組まないと御しにくいスピーカーです。何年かかけて手なづけてください。

初期型 JBL Hartsfield D30085

初期型 JBL Hartsfield D30085(奥面ペア マホガニー)

150-4C、375ベークライトモデル、N500。キャビネットはJBL C30オリジナルキャビネット。コレクションモデルです。