『ヴィンテージ・ハイエンド』という新しいカテゴリー:Vintage Highend amp

さあ、ヴィンテージ・ハイエンド・

パワーアンプの世界へ。

オーディオはかつてのオーディオブーム時代以上に、今がおもしろい!

理由はシンプル。国内外、時代を問わず、すこぶる多様な選択ができるから。

何をどう選び組み合わせるか、複雑系がオーディオの愉しみになってきた。

 

おもしろくなってきたオーディオ、選択肢はたくさんある!

新しいモノやサービスは人々が生きていれば、次々と生まれてくる。音楽然り、インターネットサービス然り、クルマも、街も。そして、オーディオも。新しいって事だけでそれは時代を躍動させるエンジン!

しかし、新しいモノは評価が定まっていないので、ちょっと試すには勇気がいる。音楽は?音源を買って、ライヴへ行き、新しい人達を応援したい!街はどうか?居心地のいい街はピンとした現代建築ばかりでなかったり、お洒落過ぎる街でなかったりする……….事情は複雑系。

 

新しさは時代のエンジン。古いモノは保守的か?

オーディオはどうか?その昔ハイエンドオーディオ機器の価格は60万円を超えた辺りにラインがあったと思いますが、今はどれくらいでしょうか?人によっては200万円、300万円辺りからかもしれません。だとすれば一般的には失敗はできませんね。買って駄目だった場合、ほぼ半額になる。音を聴いて内部を見てコレってマジ?っていう機器もあるし。。ちょっと過酷な中で新しいモノを誰かがチャレンジしないとUSEDにはなりません。新しいモノはそれ自体の鮮度とドキドキを手に入れるという事でもある贅沢な瞬間。

古い機器、ヴィンテージ・ハイエンド機は整備や修理が不安という声も多いのも事実。同じ機種でも20年たつと同じ機器とは思えないほど音が違う。数十年の時間で設計回路通りの数値を保てない部品が左右CHバラバラでいくつもあるため仕方ない事。

ですが、整備する事は可能。それは消耗パーツが交換される事をある程度前提にした設計でもあるから。こういう思想はトーキーの時代から続きます。これは機器を選ぶ際の重要なポイント。さらに定価が安くてとも内部パーツにものすごいコストがかかっている機器もあります。この手の機器は主要な部品やキモとなる部品に記された容量通り!こうしたアンプの音が良い場合は今でも高い評価があり、万全な状態であれば今でも現役。

2018年、時代の趨勢なのか電子部品は軽く、小さくなっている。照準はスマホやノートPCタブレット、ウオッチPC、ウエアラブルなネットワーク環境。こうした環境を可能にするのはIC集積技術でもあるし、表面実装技術、画像表示タッチ技術。間違っても映画館用のかつてのアンプではない。

昨今の映画館用のアンプやスピーカーは、軽い&安いがコンセプト。W.E.全盛時は日本国内でウエスタンのシネマシステム一式を1か月間借りると、料金は現在の約2千万円。当時の技術対価と言える。今は導入費用で数百万円から。この価値の違いは音響への技術難易度が下がったとも言えるし、音響システムの重要性が下へシフトしたとも言える。

パーツが表面実装化された機器ではアッセンブリー交換しかできなかったり、修理不可となる機器も出てくる。5mmのコンデンサーを100個替えるのは至難の技だし、そんな小さなパーツと往年のパーツを比較すれば、違いはは自ずと出る。

現行ハイエンド機が30年後にどういうポジションになっているかは意味がない事だけど、プロダクトの評価は1年や2年程度の短いタイムスパンで評価できない。5年経ってから品質が大きく変わる事もある。新製品を扱う雑誌メディアのようにコロコロ変わる事と、貴方の音楽的背景やオーディオ・ライフとは距離があっても不思議ではない。今では世界中で新製品レビューがSNSで飛び交う。しかも自分でお金を出した、チャンレンジャーが詳しくレビューする。買い方も海外で直接買う事も簡単な時代。東南アジアやアメリカで贋物のパーツや製品が製造される時代。多様性は広がったけど、どう選ぶかが重要になってきた。

 

30年経っても修理できるヴィンテージ・ハイエンドアンプ

人々が生きれば、新しいモノやサービスが生まれ、それに時間経過価値(利用や購入:評価や価値)をつけて行く事になる。思うと思わざるを関係なしに時間と共に淘汰されていく。その流れに沿い、時代毎に才能は産業や分野に集まっていく。

1920年代~40年代は武器以外に音や映像エレクトロニクスに才能が集まったと言える。この時代の機器の造りを見るとまるで異なる事に気づく。例えばKlangfilmのスピーカーやJimlan、パルメコなど。70年代~80年代前後の時代も同様。1990年代インターネット以降はネットやPCデバイス、A.I.に若い才能が集中。

こうした時代背景の中で、あなたが購入する1台は選ばれる。購入する際にも時代背景などを想像したり設計者の顔や人となりをイメージする事は楽しいもの。40~30年前にハイエンドオーディオの世界を切り拓いた若者達の機器は今でも現役。そして彼らは今も設計している。Mark Levinson氏は70年代から2010年代の40年間ハイエンドアンプに携わっている。イタリア系アメリカ人のDan D’Agostinoも同様。2018年Youtubeに重量250kgの巨大なフラグシップ・パワーアンプのプレゼン動画で驚かされた。ネルソン・パスも精力的に開発をしている。使用部品や回路~基板がわかるとこの辺りの比較がとても面白い事になる。人の癖が出るのもハイエンド・オーディオの面白いところ。

1970年代から1980年代に勃興したハイエンド機器郡をAudio Dripperでは『ヴィンテージ・ハイエンド』と名づけました。

どれを選ぶか自由です!いい時代です。

マークレビンソンML2L 1977年~78年前期の生産モデル

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