All cello System の誘惑。
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個人的にcelloのアイテムが好きなせいか、
今年も修理依頼を含み20台以上のcello製品を扱いました。
その中でもあまり縁がないのはチェロのスピーカー。
理由はいろいろと推察できるのですが、とにかく入手できません。
そんな中で知り合いのオーディオショップ、AUDIO SPOTカマニ吉川店さんから
送って頂いた写真がコレ↓ お客さまのオール・チェロ・システム。
背の高いスピーカーは雄に2mを超え、重さも200㎏を超えるcello Grand Masterです。
写真ではよく見えないのですがARユニットの初期型ではないかと思います。
Audio Dripperにもあるcello Stradivari premiereでも、ある種の音楽、
とくに録音の良いクラシックや女性ボーカルの艶っぽさは絶品で、スリリングな体験ができます。
一番大きな、cello Grand Masterになると、その世界ってどーなんだろう?
とよからぬ想像が巡ります。トニカク「欲しい!」という衝動に駆られます^^
東京店では入らないけど、甲府ANNEXではとうだろう?倒れないかな?など^^;
この辺りのUSEDになると売れるから仕入れるというより、ただ聴きたい、セットしたい!という
オーディオ・マニア魂だけですね。
そうしたマインドを実現されたのがカマニのお客様。
今回、Audio Dripperでもちょっとだけお手伝いさしあげましたが、
ほとんどはカマニの粟野さんがアレンジされたオールチェロシステム。
全国でもここまで揃えることができるショップさんも少ないだろうなと思います。
新品ではないので壊れた時の対応含めたサポートがカギですね^^
オール・チェロ・システムをセットされている空間がカフェという営業スペースで
あるので充分とは言えないのかもしれませんが、
オーナーさんは多くの方に知ってほしいという思いからセットされているようです。
これを聴いて音がどうのこうのというのは、そもそも本末転倒ですね。
多くの方にオーディオを知ってもらうことが大切なんだと思います(自戒含めて)。
世界でもcello Grand Masterを3セット計12台のcello PERFORMANCEで
鳴らされているマニアの方は多数いらっしゃるようですが、
公の場所で鳴らされている方はこの方だけでなのかなと思います。
おそらくご自分の自宅やクローズドの場所もご用意できると思いますが、
あえてカフェで鳴らすことに尊敬の念を覚えます!
これからも永くならしてください