Goldmund Mimesis 2a Pre amp
Goldmund Mimesis 8.2 Mono-Power
蒼雅&スピード力、OLDムンドの世界。
オールド・ゴールドムンドのミメイシス2aプリアンプとミメイシス8.2モノラルパワーアンプの斬れ味はいかに!
Goldmund Mimesis 2aとGoldmund Mimesis8.2をWILSON AUDIO SYSTEM 5で鳴らすとゲインが高くひと目盛以下で音量調整する必要があります。初期ムンドの音の瑞々しさやスピード感溢れるパワー感の秘密がゲイン設定にあるのではと思います。回路設計のおおくは旧スイスフィジックスが行っておりサウンドの方向性をミッシェル・レバション氏が行う初期プロダクト。
ムンド2と8.2のセットで聴くWilson Audio sys5は画角、画面がもう一広がり大きくなった感じで複数のスピーカーが同一壁面にあった場合、どのスピーカーが鳴っているか分からないような音離れの良さも特徴です。WATTとPUPPY(ダブルウーファー)の速度感も揃ったサウンド。
Goldmund Mimesis2aに採用されている基板はレジストされていない分厚い基板ですので剥離不良がないものです。ここ3カ月ほどでGoldmund Mimesis2や2aなど3台が中古として入荷しましたが、いずれも不具合や基板に劣化がないものでした。
初期ゴールドムンドパワーアンプはGoldmund Mimesis 9【在庫】は8.2より重心が下がります。セパレーションやスピード感はGoldmund Mimesis 8.2という第一印象でしょうか。音色はいずれも似ています。香り高さや瑞々しさ、しなやかさなど初期Goldmund Mimesisシリーズの特徴。
2と8.2のセットでスピーカーケーブルうぃGoldmund製スピーカーケーブルの純正仕様にするとさらにユニット間の位相感が合うイメージです。人によってはサウンドが厳しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ちなみにGoldmund Mimesis 9.4はサウンドの重心がさらに下がり、スピード感も若干落ち落ち着きが出ます。このあたりはトランジスタ素子のちがいや時代性もあると思いますが、8.2とクオリティの差があるわけではありません。
初期Goldmund Mimesis 8.2パワーアンプの使い勝手。
初期ムンドのパワーアンプはいずれも発熱が少なく、小容量のコンデンサーを搭載。出力トランジスタもプッシュプル(4つ)!で音像の滲みやサウンドステージの立体感のカギとなる部分です。オーディオボード(制御基板)はレジストが塗ってない基板。
構造はメカニカルグランドアースを初めて採用したアンプだったと記憶しています。筺体が分厚い金属製で内部の部品に振動を伝えない、あるいはベースに振動を逃がすような設計。当時のハイエンドパワーアンプの考え方やコンストラクションを変えたパワーアンプ。
GOLDMUND Mimesis8.2は入力に対するレスポンスがひじょうにリニアで、たいていのスピーカーで頭打ち感を感じさせないダイナミズムもあります。また出力トランジスタ数を抑えたプッシュプル回路はエア感や演者の距離感などの微細な音楽信号をかなりの精度で表現してくれます。
当時のGOLDMUNDプリパワーアンプの接続方法はRCAが推薦です。厳密に言えば完全バランスタイプのプリアンプで600Ωの送りだしが可能な場合においてXLR接続も有りとしています。
初期ゴールドムンドのサウンドはミニマムなSRシリーズにも受け継がれたと思います。
■GOLDMUND Mimesis 2a 正規品 定価¥1,575,000. 販売価格¥428,000. 外観:A
■GOLDMUND Mimesis 8.2モノラルパワーアンプ 正規品 定価¥1,680,000. 販売価格¥488,000. 外観:+B
■GOLDMUND Mimesis10DAC 正規品 定価¥1,400,000. 販売価格 ASK 外観:A
■Goldmund LINEAL Speaker Cable+ LSA-A1+LSA-S1 正規品 全長約2.8mシングルワイヤ/バナナプラグ 定価¥345,600. 販売価格¥188,000.
Audio Dripper COO 清田亮一