ヴィンテージ・レビンソンのラスボス!Mark Levinson ML-6

オーバーホール整備が終わった、

Mark Levinson ML-6Lプリアンプ。

オールドレビンソン最高峰のこだわりと個性&サウンド!

製造から40年以上経てもなお新品同様のコンディションにまで戻る奇跡。

Mark Levinson ML6Lプリアンプ|オーバーホール整備 中古ML6

外観もクリーンナップしました|Mark Levinson ML6Lプリアンプ|オーバーホール整備 中古ML6

ちょうど40年前、1985年の『ステレオサウンド』

Mark Levinson ML-6はオールドレビンソン・プリアンプの中でもデビューが遅く1978年のこと。

以前のMark Levinson ML-6ページにも書きましたが、自身とブランドへの

ご褒美のようなプロダクトだったと推測。

左右チャンネルを電源部までも完全モノラル化して、入力数&出力数を最小限にする。

おそらく理想を具現化し生まれたML-6モノラルプリアンプ。

1981年にはML7のモノラル化したALへと変わった。

ML6ALは1985年には238万円となり、価格的にも世界最高峰のプリアンプの一台となった。

Mark Levinson ML-6AL広告

Mark Levinson ML-6AL広告

内部は空っぽに見えるが、使われている材料は当時の工業技術の最高峰で、

クルマに使われる素材を上回って飛行機や医療機器、計測機器に使用されいるような素材だ。

贅沢なコンストラクションのMark Levinson ML6

贅沢なコンストラクションのMark Levinson ML6(以前オーバーホール整備機)

前日もML6Lのオーバーホール整備を担当した技術者との話しの中でも、

製造から40年以上を経ても内部配線や基板が朽ちていることはなく新品同様だ!

電源部などの消耗部品を交換し、ボリュームを分解整備して調整すると新品同様の性能まで戻ってしまう。

6~10年に一度ぐらいモジュール修理する必要があるが…..

このモジュールも現代新たに製作されているモジュールも意外と良いのでお試しください。

(オリジナルではありませんが新たな発見もあり!)

 

オーディオに勢いがあった1985年頃……….. ちょうどcelloがデビューした。

ルイ・ヴィトンのオーディオラックに収まったMcIntoshシステム!!

イタリアで鞣した革のソファ….こんな感じがマッキンらしい楽しみ方だろうと思う。

ヴィトン&マッキントッシュ

ルイ・ヴィトン&マッキントッシュ

そしてB&O、これも1985年の広告!じつはこのシステムは当時秋葉原のヤマギワで

新品を購入し今だ自宅で動いてます!! B&O CDプレーヤーは2台所有しています。

ちなみに中身はPHILIPSのスイングアーム製です。

B&O オーディオ広告

B&O オーディオ広告

オーディオ雑誌の広告を眺めていると1985年の日本はとても豊かでモダンなのかなと感じたりする。

世界はまだパソコンやインターネットが普及していない頃………

僕自身はネットスケープの前身であるモザイクに映る海外サイトをみて驚きIT業界へ……..

10年前は音楽専用PCサーバと再生ソフトを造り完全なファイルオーディオでMJ誌の取材を受けたり….

専門誌の雑誌取材(PCオーディオ特集)なども受けました

オーディオ誌の取材(PCオーディオ特集)

今はスマホも普及し、人々の情報量は江戸時代の1000倍以上、40年前の10倍以上にもなるだろう。

仕事で扱う情報処理量もネットが普及する前の10倍以上になっているかもしれない。

……..不思議なことに『便利』になっても労働時間が短くなったり、給与が40年前の10倍になってる??

この情報はナンのためなのか不可思議だ

テクノロジーを雑多にいろいろと考えを巡らせると……..

 

Mark Levinson ML6Lの凄さは時代を経るにつれて凄みが大きくなってくる。

ある種の無駄と拘りが生み出す狂気にちかい存在。

Mark Levinson ML6Lプリアンプ|オーバーホール整備 中古ML6

Mark Levinson ML6Lプリアンプ|オーバーホール整備 中古ML6

凄いのはスタートラインの構造や拘りもあるが、今でも消耗部品を交換する事で

しっかり新品時までの性能に甦る素材の凄さだ。1台毎の調整によっては新品時より良くなったりする。

ちなみにボリュームのスペクトロールは左右で感触がちがっていても性能は同じだ。

LNP-2Lのボリューム同様で感触は個体毎にちがったりしている。

 

////デジタルガジェットが普及して電子部品の小型化やコストダウンが進んでしまったが

1985年ぐらいまでは良い電子部品を製造する会社が存在し、良質な電子部品が多数生産されていた。

Mark Levinson ML-6Lにはあの時代の部品の素材の良さがサウンドや耐性にも効いているのだろう。

Mark Levinson ML-6 Overhaul 0

Mark Levinson ML-6 Overhaul|中古マークレビンソン ML6プリアンプ

Mark Levinson ML6のサウンドはオーバーホール整備を終えると不思議な事に個体差がなく、

いずれも空間の上下左右・奥まで立体的にホログラフィックに音像を彫り込んでいってくれる音場!

音圧(オトアツ)が熱い!エナジー感が凄い!

足りないモノを上げるのは難しいが、満ち足りたエネルギー感を抑えていくチューニング(セット)は

意外と簡単だ。スピーカーセットでかなり抑えることが可能。

Mark Levinson ML-6L preaamp used Overhaul

Mark Levinson ML-6L preaamp used Overhaul

Mark Levinson ML-6L preaamp used Overhaul

Mark Levinson ML-6L preaamp used Overhaul

こうしたサウンドは1970年代に新しいカテゴリーを切り開き、世界的に成功した若者達が

成し得るプロダクトなのかも…….と思いつつ、動作テストと称し気がつくと3時間ほど音楽がが過ぎていた。

Mark Levinson ML-6L preaamp used Overhaul

Mark Levinson ML-6L

Mark Levinson ML-6L

 

■Mark Levinson ML-6 モノラルプリアンプ 正規品 特価¥1,288,000(税込)2025年オーバーホール整備済 動作保証:6か月  外観:A【ご成約ありがとうございました】

 

 

 

 

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