PHILIPS LHH2000 restore

PHILIPS LHH2000 レストア整備

お客さまからお預かりしたPHILIPS LHH2000のレストア整備。現状は動作いたしますが、純正主要部品は劣化がすすんだ状態の個体。

PHILIPS LHH2000(写真の個体とは異なります)

最近中古ショップ様で購入されたフィリップスLHH2000。外装状態はひじょうに綺麗な個体です。内部状況は過去にレストアしたLHH2000同様です。プロ機と言えど製造から30年前の機器ですので劣化した一般的な中古オーディオ機器の状況。スロットが抜けやすい状況でもありました。サウンド面では細かな表現力やパワー感がかなり落ちています。

LHH2000筐体の半分はCDM1やM0ドライブメカと制御系となります。あとの半分が電源部、各基板です。下の写真からもわかると思いますが、大きなトランスとコンデンサーが目立ちます。AB級アンプの50W+50Wぐらいの規模があるかもしれません。

PHILIPS LHH2000の内部

下の写真はPHILIPS LHH2000の電源モジュール基板でトランスはシャーシにマウントされています。この基板がLHH2000の力感を支える基板なのでこの基板の部品劣化が顕著ですとナローで太いだけのサウンドとなってしまいます。最低でもこの基板内で10個程の電子部品を交換する事になります。

LHH2000 電源部作業前の写真。

下記は元々330μFが必要な電源部コンデンサーですが空っぽの状態。純正部品で過去30年以上交換されていないパーツ。CDプレーヤーに限らずプリアンプなどでも同じ事です。パワーアンプですと即交換。CDプレーヤーの場合は、力感がなく聴きやすい音になります。ユニゾンなどがつぶれて曖昧な表現になりがちです。。

PHILIPS LHH2000電源部の劣化パーツ

LHH2000 電源部コンデンサー容量測定中写真(4700μFが5600μFとかなりの劣化があります)

PHILIPS LHH2000の電源部劣化コンデンサー。空っぽになる前の膨らんだ数値。現在、電源部基板のみですが純正コンデンサーは全て劣化した状態でした。今後はドライブメカや他基板もおこなっていきます。

PHILIPS LHH2000 電源部劣化パーツ交換

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