STUDER A730&D730 スタジオ様稼働スチューダーCDレストア

2018年レストア整備

スタジオ様STUDER A730 &STUDER D730のレストア

スタジオ様STUDER D730とSTUDER A730

スタジオ様の稼働STUDER CDプレーヤー機のレストア

2018年が始まりました。早速、STUDER機のレストア整備を3台行っています。2台はスタジオ様保有のSTUDER D730とSTUDER A730。『いろいろ試したが、結局STUDERになりました』という事でご持参された2台のスチューダーCDプレーヤー。ちなみにデジタル機材も散々使用し、現在はNEVEなどのマイクプリやヴィンテージ・マイクを多数使用した本物のスタジオ様です。

約25~30年程経過したデジタル機器なのでイロイロ不具合があります。レストアしても3か月程で不具合が出る事もあるため再調整という場合があります。現在一般のお客様からお預かりしたSTUDER A730 もおこなっています。

STUDER D730の左右CH出力

スタジオ様でサブ機として保存されているSTUDER D730の健康状態。左右出力がNG。

STUDER D730は左右の出力にかなりの違いがあります。

STUDER D730の分解

 

STUDER D730の既存電池の電圧測定中写真、3.6V基準が3.1Vと電圧低下。

状態はあまり良くありません。。

STUDER D730 レストア:ドライブメカ

STUDER D730のドライブメカはCDM4です。小型にはなりましたがフレームなどはアルミ製でかっちりしていますね。フィリップスの新品ドライブメカはアジア製などもありますのでご注意ください。中古や新品メカへの交換でもサーボ基板がNGになっていたり、メイン基板とのバージョンがあります。

STUDER D730のドライブメカPHILIPS CDM4 分解整備中

上記の様に完全分解し劣化パーツや調整を行います。ほぼ新品同様になります。

STUDER D730全体分解

STUDER D730電源部のコンデンサーの被覆に損傷あり。

お預かりする際にスタジオ・エンジニアさま立会いの下、基板状況などを説明させて頂きましたが、STUDER A730 もあまり良くない状況でした。現在STUDER A730(初期シリアル)は発熱対策を含めたレストアを行っています。

STUDER A730 のレストア

STUDER A730の初期は発熱対策が必要です。下記は専用のワンオフ・ヒートシンク図面。

STUDER A730初期シリアル用ヒートシンク

電源部レギュレーターを中心に発熱するのですが、熱が逃げないため逃げ道を造ります。理想的には平行スタンドに設置し、筺体に逃がした熱を冷却ファンで冷やすことで電子部品の劣化を防ぐ事になります(本来のサウンドが長持ちします)。

STUDER D730MK2 PHILIPS CDS

STUDER A730 の一般的な設置方法はレジスターの様に置きますが、いいところは全くありません。熱は逃げないし、おまけにサイドウッドが付属。平行に回るはずのドライブメカが斜めで回る。。。ちなみに一流のスタジオ様ではどこもそのように扱ってっていません。

STUDER A730のROMデータ更新

STUDER A730 のロム内部データー変更。

STUDER A730 初期シリアルのROMデータを更新しています。もちろん不具合はでません。データはSTUDER社が提供した純正データです。


1月は一般のお客様のレストア依頼や再調整、PHILIPS LHH2000のレストア等を行う予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

PHILIPS LHH2000下取り&買取りさせて頂きます、どうぞよろしくお願いいたします。

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