【ご納品事例:AUDIO MACHINA CRM&CRS CR MasterStand】
都市生活者のミニマル・オーディオ。
深夜のマンションでも、コンサートホールを!LIVE空間を!
2020.2.3 追記更新
TOKYO港区・中央区・千代田区の超都心で愉しむミニマル・オーディオ。
2019年に本格?稼働したAudio Dripper白金台ルームの
オーディオシステムのセットスペースは約10畳ほど。でも雑談スペースは20畳ほど(笑)。
東京都心に住まう方々が楽しめるスタイルって何だろう?っていうところから
はじまったスペースです。
こちらでデモしていたスピーカーがAUDIO MACHINA CRM&CRS CR MasterStandです。
小型なんですがCRSウーファーモジュールに専用のアクティブアンプが入り、
クロスオーバーや出力を部屋に合わせて可変できる仕様。
そのレンジ感は15インチダブルウーファー真っ青な沈み込み感でした。
都心のリスニングルームのスピーカー選択の基準はサイズや重量、
規模も都心の平均的なリビングの中に程よく収まって、
モノとしてのクオリティ感があるキッチュなスピーカー?
サウンド面では深夜にひっそり聴く小さな音量でも豊かなサウンドであることが重要でしょうか。
一般的に超都心のマンションでオーディオを楽しむことは、
すこぶる贅沢で最新のPorsche 911を乗り回すよりもコストがかかるかもしれません。
ここ数年、東京都心はバブル期と同様の地価になってまして、
下世話なハナシ、ベースとなる家やマンションが高い!です。
おのずと生活におけるオーディオスペースの坪単価がかなり高くなるので、
東京都心の他の地域の方と事情が大きく変わってきます。おそらく。
例えばAudio Dripperの柳橋試聴室がある浅草橋は羽田・成田空港まで
1本の電車で行けて、銀座や東京駅まで15分の立地です。
そのせいか下町とか言いつつ、土地建物がやたらと高い!
当初江戸の範囲は狭くて、丸の内界隈や日本橋あたりから旅に出た際、
新宿や品川、千住、仲宿は最初に泊る宿場町でした。
とにかく、世界的にも東京都心はオーディオを愉しむには、
なかなかにハードルが高いエリアです。
(もしあなたがビリオネアならなんの問題もありません^^)
なので、その空間にふさわしいサイズ感とクオリティ感の
オーディオをセットするのは至難の業。
お客様が以前使用されていたスピーカーはATC SCM100でした。
たしかに優秀なスピーカーでとても良いです。
色味もダークで、見方によっては力強い感じがします。
女性から見ると、若干いかつい四角い箱でしかないのかもしれません。
当然、スピーカーの間にテレビとかは置かない!(あまり、置いてほしくない)
好き好きですが、音楽を聴くときに大きなモニターがある
絵柄は決してスタイリッシュな感じじゃないのと、フラットな平面が影響します。
もしLIVEや映画を観るなら、部屋の照明を落とせば簡易プロジェクターでも、
充分?それなりに楽しめます。
ときに、スピーカーの間に絵やオブジェを置く方が空間が広がり、イメージが広がり、
音楽へ集中できて、音の面白さや差異にも気づくはずです。
シンメトリーなレイアウトにすると集中できたりします。
結果、毎日繰り返すストレフルな都会の喧騒を忘れられるオーディオシステムになるはずです。
AUDIO MACHINA CRM&CRS CR MasterStandをセットさせて頂いた当日、
お客様と同級生ということもあって、
オーディオとは関係なく昔話や仕事やこれからのコトなど
話過ぎました^^; スミマセン
当日ご納品させて頂いたとき、大型液晶テレビがスピーカーの間にありました。
液晶テレビの両脇にはATC SCM100モニターの黒い大きなサランネット。。。
翌日メールを頂き、夜遅くまでかかって奥さまと一緒に、
上の写真のような雰囲気にセットされたようです。
単純にオーディオより凄いと思います。
スピーカーを変更された事を機に生活スタイルが変わる兆しが
何よりの事かと思います!
上流機はLINN Akurate Ds、
プリアンプはMark Levinson No.26Lと
パワーアンプはMark Levinson No.27L(Audio Dripper オーバーホール)です。
お客様はNAGRAも気にされてるようですが、、、、ナグラはいいです^^
されど、充実したハイエンド機が目白押しだった、
80年代~90年代前半のマークレビンソンとオーディオマシーナの
コントラストも良い感じです。
2020.2.2
アルミ削り出しシステム。
お客様のプリアンプとパワーアンプがレストア版のMark Levinsonから
オーディオマシーナと同じアルミ削り出しのLINN Klimaxシリーズへ。
Charles & Ray Eamesデザインのサイドボードにスッと収まる、
LINN KLIMAX KONTROL SE/d&LINN KLIMAX SOLO monoパワーアンプ。
現代だと多少とも男っぽい佇まいのMark Levinsonから比べるとスマート!
マークレビンソンが登場した1970年代、80年代は
繊細で細身なサウンドという評価が多かったレビンソンアンプ。
LINN KLIMAXシリーズもそのイメージや佇まいから同じように形容される事がありますが、
AUDIO MACHINA CRM&CRSと組み合わせたサウンドは、
大人っぽい落ち着いた懐の深さを聴かせるもので、意外性がありました。
耳あたりが柔らか。小さな音量で会話をしていても、
ベースが深く沈みこみ、音階が明瞭で音離れの良さを感じるサウンド。
しかし、とてもスタイリッシュなシステムにかわりましたネ^^