WILSON AUDIO…現代に続く1990年代ハイエンドオーディオの羅針盤となったシステム。低域の位相・速度・加速度に着目したモジュール・システム。
ご案内するシステムは、Absolute Soundでも活躍したWILSON AUDIOのウイルソン氏とキース・ジョンソン氏(スペクトラル)がコラボしていた製品セット。ENTEC製品は日本国内では馴染みが薄いかもしれませんが、スペクトラル社のキース・ジョンソン氏がおこしたブランドです。WILSON AUDIO SystemシリーズのPUPPY(パッシブ)が登場するまでは標準でした。アメリカではPUPPY登場後もグレードアップするウーファー・モジュールとして有名なアクティブ・ウーファーです。
昨年入荷し販売していましたが、あまりに良いサウンドだったので、展示品としてデモをしていたセットとなります。
米国High endスピーカーの、ウーファーモジュールの定番がENTEC l2-f20。
Entech L2f20は2発のウーファーが20Hzまでフラットに再生するというネーミングです。WILSON AUDIO指定ウーファーモジュールであり、PuppyはEntech製をパッシブにしたような製品となります。静電型マーチンローガンのCLSなどでも標準的なウーファーモジュールでした。ENTEC製はユニットの位相や速度、加速度の3つのパラメータを前面のコイル状センサーで常時センシングしてダブついたLOWとはまったく異なるサウンドを実現しています。ENTEC専用クロスオーバーが付属します。位相切り替え、ウーファーのボリューム、クロスオーバーポイントの切り替えが可能で扱い方は簡単。
WILSON AUDIO CUBとENTECのシステム。ENTEC L2f20(キース・ジョンソン設計)はスピード感あるLOWをコントロールする唯一つのウーファーシステムとして、APOGEEなどのプレーナー型やWILSON AUDIO WATT(純正)と組み合わせられていた製品で米国スタジオやオーディオファイルの間で絶大な支持を受けていました。クロスオーバーは60Hz~180Hzまでの4ポジションでメインユニットとの位相切り替えやゲイン調整が可能。