ここ1か月ほど、心が浮き立つプリアンプが何台か入荷している^^
じっくり聴くのが初めてのEAR912真空管プリアンプやマークレビンソン氏が
保有していたチェロ・オーディオスイート、レビンソンコレクターの方が4台も所有していた中で
音が一番良くて残ったMark Levinson No.32L(PHONO)。
超シンプルなcello AUDIO SUITE Bタイプ(パレット、パフォーマンス)、Mark Levinson ML-6L、
Mark Levinson No.326S、LNP-2L最終版、Mark Levinson No.52 プリアンプなど….
他にも数機種、本気で聴けば1週間ぶっ通しでも時間が足りるのか?
【USED PRE-AMP】2024年 秋
ヴィンテージ・ハイエンドプリアンプを
じっくり聴いて、見よう!
11月初旬の3連休、富士チャンピオンレースなどでちょうどサーキット活動もできないし、
聴くのがワクワクするプリアンプが入荷しているので、見ているだけでも楽しい!
じっさいかなり見てましたが……….サウンド也が伺え聴こえてくるような顔つきのプリアンプ達。
プリアンプはオーディオシステムの頭脳&知性、懐でココがいいとだいたいよく鳴る。
Mark Levinson LNP2LとEAR912は何となしに似ていて、2人のデザイナーが超コダワリを
もって生み出した逸品にちがいない顔つき!じっさい、聴くと裏切らない。
Mark Levinson LNP2Lはハイエンドオーディオのスタートを切ったとも言えるプリアンプで、
今でも魅了される異様な完成度とも言えるだろう。LNP2Lの凄さはあの当時妥協せずに奢ったパーツの先見性だ。
正しく整備していくと製造から40年以上を経ても内部基板には草臥れたところがなく、
正しく整備していくと今でも新品同様の状態になる。
Penny&Giles/P&Gでもウォータースのボリュームであろうが分解整備が可能だ。
外観デザインも秀逸で飽きがこないし、各ファンクションの意味性もロジカルで
デザインとの統合性が素敵すぎる。こうした工業製品は見渡しても稀な気がするのは僕だけか?
2000年以降のプロ用プリアンプEAR912も面白く、ティム・パラヴィッチーニ氏が何年もかけて
熟成してきたプリアンプでその佇まいからしてワクワクさせる魔法がかけられている!
EAR912は手巻きトランスがサウンドの魅力を醸しだすのだろう。
正直まだ掴みどころがないのだが、音楽ソースとハマるととんでもないリアリズムが生まれている。
しばらく試聴してその奥深さを探ってみたいものだ。
今回もじっくり聴いてみたいプロダクトがcello AUDIO PALETTEから始まった
『cello リファレンスシリーズ』だ。今回は創業者でもあるマーク・レビンソン氏が所有していた
cello AUDIO SUITE(VIOLA CDモジュール)がどんなポジションになるのか興味深い。
特に、Mark Levinson No.32LやMark Levinson No.52 プリアンプ、
cello AUDIO SUITEがどうかはとても興味深い!32Lや52の入力ゲインは出荷時の+6dBから
アップした+12dBで聴くことにする。こちらのほうが好みだから…
つい最近入荷したMark Levinson ML-6は整備・オーバーホール整備してから聴くつもりだが、
ちょっと音出しの時点でもかなりの説得力があった。
この白いテレフンケンでちょっと聴きだけでも音の輪郭や押し出し、音楽の解像度が只ならない事が伝わる。
しかもモノラルだけで鳴らしても音楽のフォルムが崩れない。ML-6の凄さ。
今回試聴した盤は下のCDでクラシック・オペラ、コンテンポラリーJAZZ、ハードバップ、
戦前のバイオリンデュオなどをMark Levinson No.31.5L &30.6Lを上流に上記のプリアンプを試聴。
パワーアンプはEAR509 MK2 25周年モデルとした。スピーカーはUREIの15インチモニターとLINN KOMLI。
KOMLIの時はLINN SOLOにした。ケーブルは米EMTスタジオ用途とスピーカーケーブルはMark Levinson。
このページではここまでになってしまうのですが、、、随時更新していきます!