LINN CD12 MK3オーバーホール整備と
METRONOME T1 Signatureの修理。
LINN SONDEK CD12 MK3後期モデルのオーバーホール整備
CD12のオーバーホール整備は昨年から15台以上行わせて頂いてるかと思います。
今のところオーバーホール整備を行って不動になった個体はありません。
が、、、、部品代はかなりの値上げ。。。とくにBurr-Brown製のIC部品のUPが顕著です。
この個体は過去にLINNメンテナンスパックを行った個体でしたが、
経年からBurr-Brown製ICの4つの内、3個がNGでピックアップユニットも不良でした。
ちなみにBurr-Brown製の部品には製造時クオリティランクがあって、
最高ランクのものしか使用しません。その理由は比較的安い部品はコワレたからです。
CD12の整備を始めた頃に安いランクのものを使った時に数か月で音が出なくなりました・・・
CD12の故障の多くは片CHから音が出ない症状や読み込み不可が多く、
最近ではコンデンサの液漏れもありそれ相応の整備が必要な時期かなと思います。
多くのCD12(初期・後期含めて)のレーザーダイオードもそろそろ寿命に来ていて
新品時の出力は保持できていない個体が多くなってきています。
今回の個体もPHILIPS製ピックアップユニットを新品へ交換しました。
CD盤の読み取り部品と出力部品を新品へ交換したので、
しばらくは大丈夫じゃないかと思います!
METRONOME TECHNOLOGIE T1 Signatureの修理
こちらのメトロノームT1 sig.は、あるメーカーの電源パワーサプライが故障して
接続されていた、すべてのオーディオ機器の内臓ブレーカーや保護フィルターなどが
壊れた中の1台となります。
メトロノームのトップローディングのCD系はカッコいいですね^^
電源が入らなくなったMETRONOME TECHNOLOGIE T1 Signatureは
保護コイルが働き内部回路はしっかり保護されていました。
ついでにレーザーダイオードのクリーニングやコンデンサなどの状況を確認しました。
METRONOME TECHNOLOGIE CD1 Signatureが入荷中です♪
ゆったりしたサイズのPHILIPSドライブメカ CDM12 PROⅡ&トップローディングの
CDプレーヤーで、DAC系は192kHz/24bitのDAコンバーターを搭載しています。
ベーシックな部分がしっかりしたプレーヤーですね。近日販売予定です。