cello AUDIO PALETTE M.I.V.を
ご購入頂いたお客様からのレビュー。
以前、ご購入頂いたcello AUDIO PALETTE MIV|
チェロオーディオパレット マルチインプットバージョンのユーザー様目線からのレビューです。
当サイトでのご紹介を快諾頂きました。ありがとうございます!
ご購入いただいたパレットMIVは消耗部品と固定抵抗切替式ボリュームを分解整備し、
リレーなども交換した個体です。基板などは液漏れや炭化、損傷がない状態でした。
ちなみに、初期cello AUDIO PALETTEとMIVの違いは入力&出力数や、
各イコライザ基板の1つがアルミ電解コンデンサからメタライズドフィルムコンデンサへと
マイナーチェンジされている箇所があります。この部分は音質面というより耐久性への配慮かなと思います。
実際初期パレットのほとんどはこのコンデンサが液漏れしてきますのでOH時に交換します。
しなかった場合、音が出なくなり、液漏れした電解液が基板上で炭化すると厳しい・・・・
cello AUDIO PALETTE MIV お客様からのレビュー
到着時に遡ってみると、先ず驚いたのは兼ねてから心配だった、パレットをシステムへ
組入れる事による挿入損失が感じられないことです。
それ以上に今までのシステムにパレットを加えることで、調整以前に
それだけで音が良くなる感覚があります。ダブルプリアンプの効果でしょうか。
これで一番の心配ごとは消失です。
【より厚みとエネルギー感が充実してくる方向かと思います】
もちろんパレットのイコライジング効果は絶大と言えます。
わたしはクラシック音楽主体、それもオーケストラ中心なのですが、
何十年にわたり弦楽、特にヴァイオリンが僅かでもきつく、
金属的に鳴ることを一番気にしていました。
でも通常のトーンコントロールで中高域を抑えるとキツさは消えても、
まるくどんよりと鳴り、艶やかさは消えてしまいます。
【おそらく可変巻線抵抗器による周波数帯域一点を削いだり足したりするだけだからでしょう】
このコントロールにオーディオ人生50年近くの大半を注ぎ込みました。
マルチアンプ方式はかなり有効でしたが、もちろんパーフェクトではありません。
でも今回のパレットは、その難しさをパーフェクトに近く克服してくれます。
驚くべきコントロール能力です。しかも反作用的な音質劣化を感じません。
【各帯域にバランスプリアンプが内蔵されたパラメトリックイコライザ・・・だからと言えます】
しかし、問題が一つあります。
それは自分がそのソフト、音楽そのものをどれくらい掴んでいるのか、
理解しているのか、試されている気がすることです。
もちろんうまく演奏できれば、こよなく快感です!
ところがコントロールポイントが掴めない時もままあります。
ここは自身の未熟さ、至らなさを認めざるを得ません。
でも総じてかなりの快感が上回ります。
オーディオ評論家の菅野氏曰くのレコード演奏家には必須のアイテム、
自分の指がマジックフィンガーに変化してくれます😊
先日も書きましたように弦楽四重奏曲はオーディオファイルにとって
かなりコントロールが困難な名曲群と感じます。
ヴァイオリンソナタ、ピアノトリオなどはまだいけるのですが、
カルテットの困難さは別格でした。
これは真摯なオーディオ仲間内では同様の難問でした。
でも先日この難解な問題、その高い山を超えた気がしました。
わたしにとってのポイントは2KHzと5KHzの使い分けでしたが、
これに気づいた時は音楽人生最後の高峰を制覇した、
そんな喜びに満たされたものです。
しかも大袈裟ではなく静かなしっとりとした持続的な喜びです。
もっと何十年も以前に購入すべきだったのかもしれません。
cello PALETTEは発売当時に懇意にしていた著名なオーディオ評論家の方から
かなりお勧めいただきました。もちろん当時その高価さから
現実的な選択肢には入らなかったのですが…….
友人は今回の選択を
『音楽的にもオーディオ的にも喜びと数々の苦労を積み重ねた、
今だからこそパレットを駆使できるのだ! だから今回の購入はベストタイミング』
だったのだと認めてくれました。
ちなみに今回はスピーカーは cello&HQDシステムでレビンソンが提唱した
システムの発展形……必然なのか偶然なのか??😅
とにかく満足しております! ありがとうございました。
cello AUDIO PALETTEやMIVは発売され30年ぐらいとなります。
上の写真のパレットは全てオーバーホール整備を行って販売したり、
OH整備依頼を受けた個体です。
特に電源部の消耗が激しく過去販売した個体で未交換で販売したものはありません。
(現状とOH整備後の両方を愉しみたい方は別ですがw)
だいたい完成したシステムに未整備の中古パレットを入れた際になにか欠落したような
損失間が出たりしますが、しっかりした個体は充実したエネルギッシュな
サウンド傾向になります。もちろん陰影感のダイナミズムも上るので、
単に元気という単調さがないところがcello AUDIO PALETTEの凄みでもあります。
とにもかくにもお愉しみ頂けてよかったです!
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