OCTAVE RE290 中古パワーアンプ Listen View….他にも

OCTAVE RE290 真空管パワーアンプ【中古パワーアンプ】のレビュー。

OCTAVE RE290 × EAR890真空管ステレオパワーアンプの試聴。

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

久しぶりのオクターブの真空管パワーアンプの入荷!1DINブラックボディの筐体。

電源部の容量をアップするBLACKBOX(黒・銀の2パターン有)も入荷した。

この1DINスタイルの真空管パワーアンプがカッコよくて好きな雰囲気。

黒ボディなのでOLDレビンソンなどと組み合わせると雰囲気佳し!

UREI スピーカー|OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

UREI スピーカー|OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

今回は能率が良いUREI15インチ同軸モニターで試聴。残留ノイズの状況などもわかりやすい^^

上流機はKRELL CDDSPとMark Levinson No.326Sを、スピーカーはUREI811B(15インチ同軸)をセット。

ちょっと洒落乙なBARなんかにあっても良さそうなクールなセット^^

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

あまりオーデフィオライクではなく音楽が気持ちよく鳴るシステムかなと……….

レビュー盤もJose Jamesから。彼の声が聴こえると、その部屋がふっとニューヨークとかのアパートから

夕方と夜の合い間のざわついた街並みを眺めているような気分になってゆく……

我に返るといつものスタジオの中。

音楽の背景を感じられるこのセットはとてもいいのではないかな。

jose-james|レビュー盤 

jose-james|レビュー盤

オクターブRE290の出力管は純正でKT120だが、KT88や6550、EL34なども改造なくそのまま使える。

ヴィンテージなOLD管などをつかう楽しみもある!

さらにRE290は電解コンデンサ容量をカンタンに拡張できるBLACK BOXもある。

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

バイアス調整|OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

「バイアス調整」は上の写真のようにLEDランプを見ながらカンタンに調整可能だ!

出力管を替える場合などもバイアス調整がカンタン!

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】出力管の保護カバーあり

レビュー盤Jose James/WHILE YOU WERE SLEEPING/BLUENOTE

今のジャズボーカルだなと、感じるもので予測通りしっくりくる。

古いタイプの真空管アンプで聴くような脂っこくベタッとする近い距離感ではなく、

特有の浮遊感やアンニュイな色合いや抑制観が表現されるパワーアンプ。

 

次にブタベスト弦楽四重奏のラヴェルは1957年録音の雰囲気を表現してくれる!

弦の艶っぽさや響きの良さは、これがUREIなの??と思える。

4人の立ち位置やマイク関係も意外と明快。

 

Dudu Lima Trio CLÁSSICOS/Delira Musicaはブラジル・ミナスジェライス、

ジャズ・ブラジレイロの風が吹くような!雰囲気。

私的にブラジルミナスのJAZZは2012年ぐらいから注目し、

リマのベースは独特なグルーヴ感があって良く鳴るオーディオシステムだと

土地の風土や血も感じる(決して重くなく、心地よく吹き抜ける風みたいな)。

このセットではそこまでスゴクはないがミナスのミュージシャンの演奏だとわかるサウンド!で浸れる!

 

そしていつも聴く1935年録音のヤッシャ・ハイフェッツのシャコンヌは若干時代感が

新しく感じる表現でUREIというスピーカーと楽曲の相性が支配的かなと感じる。

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

4枚のレビュー盤を聴いて思うのはOCTAVEの真空管パワーアンプはこれまでも聴いて感じたように

古き良き時代を云々…..とはちがってあくまで真空管を優れたデバイスとして使用しているサウンド!

ちなみに100dBを超える能率のUREIでも残留ノイズはほとんど気にならないレベルだ。

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

BLACK BOX|OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

BLACK BOX(ブラックボックス)という電源オプションを装着すると

電流を溜めるコンデンサ容量がアップする、おそらく150~200%ほどアップするのかなと思う。

重量は7.5㎏となる。サウンドは重心が下がりスケール感(エア感)が大きくなるような感じだ。

Dudu Limaなどのソースではその効果が顕著。シンフォニーなどでも効果を感じるだろう

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

 

 

他に、海外製真空管パワーアンプEAR890はどうだろう?

販売価格的には100万円を超えるステレオパワーアンプでEAR890。

EAR890真空管パワーアンプ

EAR890真空管パワーアンプ

やっぱり色濃いサウンドで主人公に光が当たる(まわる?)雰囲気で、

UREIのようなホーンスピーカーではOCTAVEよりもアンニュイなトーンなどが後退し、

サウンドがパワフルに前に出てくるような感じだ。

聴き応えがするので、おそらく古めのソースでもしっくりしてくるかもしれない。

OCTAVEとは正反対とも言えるキャラクター。デザインも煌びやかな雰囲気だ。

EARの贅沢さはトランスだろうおそらく筐体後ろの左右2つのトランスが出力ステージ用で

真ん中は電源用なのだろう。当時の定価100万円はかなり安いように感じる。

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

OCTAVE RE290【中古 真空管 パワーアンプ】

今回はOCTAVEとEARのステレオパワーアンプ聴いてみたが

どちらもトランスに拘りをもちながらも性格がことなるが興味深いキャラクター。

どちらもわりとリーズナブルなプライスで販売します^^

 

 

OCTAVE RE290真空管パワーアンプ  正規品 ¥1,320,000(税込)販売価格¥428,000.(税込) 動作保証:6か月 別途BLACK BOX強化電源サプライもあり

付属品:予備出力管、ACケーブル、取扱説明書(日本語)、保証書類、真空管チェック表、真空管カバー、工具

■BLACK BOX 販売価格¥88,000.(税込)

 

ご試聴日時:水・木・金・土 13~19時  
電話|東京 03-5809-3401 , 甲府ANNEX  070-5081-8877   
メールでお問合わせ  audiodripper@gmail.com 
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ご試聴は1組様だけでじっくりお聴きできますので事前にご予約ください。
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