PHILIPS LHH1000のオーバーホール整備。
CDトランスポート&D/Aコンバーターのオーバーホール整備
まったくジャンクのPHILIPS LHH1000の復活。
もともと、お客様から不動のジャンク&リア面錆有品として譲って頂いたものを
3か月ほどの期間をかけてフルレストアしてみました^^
リア面に錆などはありましたが、個体自体は過去の整備履歴があったり
新品時からのワンオーナー品でまあ良き状況ではあったのかもしれません。
交換部品は150個以上となりました・・・・・
写真は技術担当者が撮ったものです。オランダPHILIPS純正のTDA1541A S1シングルクラウン装着。
ちなみに台湾製などもあります。
トレイ部などの状態が最悪w
PHILIPS CDM1のレーザーダイオードの出力が落ちることはそうありませんが、
これを制御する制御基板の電子部品が劣化するため読み込み不良が出て来ることが多いようです。
もちろん中にはレーザーダイオードの出力が規定値に達していない個体もあります。
幸いこのLHH1000は大丈夫です!
トレイの再塗装。
DAC部アナログ出力基板。左右EIコアトランスがレイアウトされていますOPアンプは2ケづつ。
下はDAコンバーターユニットですが、すごい物量です。トランスは電源部、アナログ回路、
DAC回路に分かれています。右上がDAコンバーター回路でTSA1541Aの周りにあるフィルムコンデサで
音色が変わります。STUDER A730などに付いているものを一回り余裕があるタイプになってます。
右下がアナログ出力用ですがSTUDER系と同じで余裕があるレイアウトになってます。この辺りが
一体系とはことなる余裕度でしょうか。
また、完成後すぐにレビューをしましたが、今はエージングも進みひじょうにまろやかな
アナログライクなサウンドにかわってきてます!LHH2000ともいい競合(勝ち負けではなく)に
なっていると思われます!
また性能的にも充分で、1Khz正弦波の歪率が0.01%台と優秀な成績です。左右CH同時測定です。
現在当社のデモプレーヤーになっています。販売もしますが現品確認が出来る方に限ります。
この当時のCDプレーヤーはオーバーホール整備などをおこなったものを聴いてご判断ください。
コンデンサなどはほとんど劣化して、修理のみなどの個体は新品時のサウンドからほど遠いものが大半です。
PHILIPS STUDER CDプレーヤーの買取
PHILIPS LHH2000 ¥600,000~
動作品、目立つ傷なし
PHILIPS LHH1000 ¥250,000~
リモコン、動作品、目立つ傷なし
STUDER A725 ¥150,000~
動作品、目立つ傷なし
STUDER A725 ¥180,000~
動作品、目立つ傷なし
STUDER A730(シリアル3500番台~) ¥200,000~
動作品、目立つ傷なし
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