JBL SA600 プリメインアンプ 納品整備。
1968年誕生以来、プリメインアンプの以上の魅力と品性をかねそなえたJBL SA600。
JBL SA600の現状
製造から50年程経過したJBL SA600。流石にノーメンテでは初期性能はおろか、S/Nや駆動力など実際の実力の3割も出ていない可能性があります。今回ご購入頂いたお客様はある程度の整備を行ってご納品というオーダーでした。
JBL SA600 整備メニュー
① シャーシ、基板分解チェック修理
② スイッチ及びボリューム類の接触不良整備・分解クリーニング
③ Phono回路部分のチェック整備
④ プリアンプ部回路部分のチェック整備
⑤ 電源スイッチ分解クリーニング
⑥パワーアンプ部の電解コンデンサーチェック(容量不足の場合は交換)
JBL SA600筐体・基板の分解チェック
上記はプリ部のメイン基板ですが、基本的にはオリジナル部品が重要な部分。過去の整備履歴も相まって状態は良いと思われます。劣化コンデンサーは交換しております。
Motorola 製の出力トランジスタ左右CHペアが搭載されています。今回は交換する必要がないと判断しました。
イコライザー部分のトランジスタはモールドでここは全交換が必要でした。
来週前半までランニングテストを行いご納品とさせて頂きます。