Jeff Rowland D.G. Coherenceのオーバーホール整備とConsummateの動作テスト

Jeff Rowland D.G. Coherence オーバーホール整備とJeff Rowland Consummateのサウンド。

Jeff Rowland D.G. Coherence|オーバーホール整備交換パーツ整備

Jeff Rowland D.G. Coherence|オーバーホール整備時の交換パーツ

ジェフローランド・コヒレンスのバッテリー交換&オーバーホール整備

昨年から複数台ご依頼頂いていたJeff Rowland D.G. Coherenceのオーバーホール整備ログです。

コヒレンスのオーバーホール整備ではバッテリーの新品交換と上記コンデンサなどの交換が多く、

割と安定した個体が多い印象です。おそらく筐体がヒートシンクの役割となり放熱効果が高い、

という事やA級回路ではないという事も劣化が少ない大きな理由でしょうか。

とは言え、No.32L同様にボリューム回路などは慎重に見る必要があるかと思います。

Jeff Rowland COHERENCE-usedーpreamp-Overhaul

Jeff Rowland COHERENCE-usedーpreamp-Overhaul

ただし、Jeff Rowland D.G.のアルミパネルはヤレると価値が厳しくなりますので大切に鳴らされてください。

今でも第一級のサウンドが楽しめるかと思います。

 

本日、ご納品前の動作テストをしたJeff Rowland Consummate。

下記は最初に登場したコヒレンスです。カッコいい!!

Jeff Rowland Coherence One 中古ジェフローランド プリアンプ

Jeff Rowland Coherence One|旧コヒレンス販売済

ちなみに使用部品は一流のものだけです。フィルムコンデンサはたしかML6と同じ狙いでしょうか??

初期カウンターポイントも使用していたコンデサだったと思います。。

Jeff Rowland Coherence One 中古ジェフローランド プリアンプ

Jeff Rowland Coherence One

上のコヒレンスの次に登場したコンスメイトは、Jeff Rowlandブランドの中でも初期のモデルで、

OLD JEFFと言ってもいいかもしれません。

Jeff Rowland Consummate pre balance

Jeff Rowland Consummate pre balance

Jeff Rowland Consummateは以前もプリアンプの比較試聴でも記載した記憶がありますが、

Jeff Rowland DGらしい、いい意味でハイに紗がかかったようなシズル感と

最初期のモデル5や7パワーアンプにも通じる厚いサウンドが印象的、かつ躍動感も感じるので、

とんでもなくコスパが高いプリアンプだと思います。

動作テストで聴いたECMや2000年以降の女性ボーカル、1960年代録音の弦楽四重奏などは

かなり嬉しいサウンド・・・特にECMなどのハイのシンバルの振る舞いは一級です。

ピアノのタッチからフェルトで弦を叩き、響板が響く様子などもしっかり表現してくれます。

弦楽四重奏なども凛と鳴ってくれ振る舞いは佳いです。

Jeff Rowland D.G. Coherenceリアパネル

Jeff Rowland D.G. Coherenceリアパネル

中古プリ ジェフローランド Jeff Rowland D,G Coherence

Jeff Rowland D,G Coherence


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ただし、パネル面などが美しい状態である事が条件となりますが、ご了承ください。

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