音のミューズは、ディテールに宿る。
cello Encore preamp…..余白の詩学
2023年も早一か月ほど。ここ数年の年末年始は静かに過ごされる方が多いのかなと思います。
正月はとくに食べる・眠る・聴く・話す・読む・観ると……..
一年の中でも家や室内に居る時間が一気に増える期間……
本日時点で2台のcello Encore プリアンプは販売済みとなりましたが、
休み期間中にテストや試聴をしていた2台です。
やはり「聴く」cello Encore 1MΩプリアンプ
やはり家の中では『聴く』という行為が面白い!オーディオ好きなら音楽も、オーディオも、
セッティングを聴く、比較して聴くなど聴く行為の幅も若干拡がる!
しかも製造から30年以上も電源部の4,700μF×2、もしくは×4のアルミ電解コンデンサなどを
替えてないないものを新品へ交換した個体を比較しつつ聴く。。。
築30年以上の住宅をリフォームする、また10万キロ以上走ったクルマの
ブッシュやサスペンション一式を交換する、ぐらいの変化がありそう。
特に比較的容量が小さいプリアンプのコンデンサ類は顕著です。
短い期間に数を聴くとコンディションによる差がよくわかります。
さて、今回のチェロ・アンコール1MΩ プリアンプの初期とラインモデルはどうだろう?
やはりcello Encore 1MΩ プリアンプも「アレニウスの法則10℃2倍則」があてはまる。
入荷当初、最初の音出しは先入観なしにヒアリングします。
だいたいボリューム接点に僅かな酸化被膜があったり、、酷いモノはスピーカーを
飛ばすんじゃないかと感じる爆ノイズ・・・
酸化被膜を抑えるには、電源を落としてボリュームを1か月に1度ほど20回程最大限まで
回してあげると大丈夫です。スイッチ、セレクター類も同様に10階以上動かします。
オーバーホール整備前のcello Encore 1MΩ PHONOとLINE MK2はいずれも電源部コンデンサが
未交換だったので、すでに消耗済み・・・・
過去の整備で交換された出力回路には国産パーツのコンデンサが付いている・・・・
だいたい一般的に流通しているcello Encore 1MΩ アンプの現状でしょうか。
音出し30秒ぐらいで力感に欠けることがわかります。
鳴らして30分ほどしても曇り空のような抜け感・・・中古ハイエンドプリアンプが
『たいして良くないよね』などのレビューになりそうな今一つ冴えないサウンドか。
刷新したアンコールはこんな程度じゃないので、2台ともオーバーホール整備!
2台ともパワーサプライのコンデンサを交換します。
過去の整備でメイン回路に使われていた国産コンデサが膨張しています。
消耗したオリジナル部品をそのまま使っているより、
国産コンデンサへの交換する事は悪い事ではありません。他に負荷をかけないから・・・
ただし、使う場所によって出てくる音色の差をどう折り合いをつけるか、が難しい。
特に出力回路などは音色に影響するパーツですね。
下記はcello Encore 1MΩL MK2の交換部品で、4700μのコンデサが多数使われています。
本体の部品は痩せていた状況でした。
今回のcello Encore 1MΩ プリアンプは約70~74万円程で販売していましたが、
オーバーホール整備コストと消費税を抜いて、基板の保証などを考えると意外と安いのです^^
ちなみに上記はcello R-DACのオーバーホール整備時に交換したコンデンサで、
国産オーディオグレードに変わっていました。
実際に取り付けてヒアリングした結果ですが、、聴いて良ければこのままでもいいのですが、、
場所によっては明らかに音色が変わってしまいます。
おそらく多くのユーザー様も経験された事があるのではと思います。
これはSTUDERなどのオーバーホール整備でもよく使用されていますが
プリアンプ以上にガラッと変わります。
celloをはじめいくつかのハイエンドプリアンプ達は丁寧に整備していくと、
電子部品が充実していた時代の一流の部品達が調律された楽器のように響いてきます!
もう30年前のプリアンプなので消耗する部品のオリジナル部品がなかった場合………..
細部とは言いませんが質や鳴り方の変化を注意深く聴いて部品を選択すると
かつての本領を発揮してくるものと思います。
音楽のバランス、グルーヴ感、バランス、抑揚….音と無
cello Encore 1MΩシリーズは楽譜の休符の意味がよくわかるプリアンプです。
Mark Levinsonやcello製品は買取・下取から
オーバーホール整備などを行っていますのでお気軽に
お問い合わせください。
傷が多い汚いモノは買取しませんが、丁寧に扱われたものは
わかりますので買取価格へ反映します。
ほかのMark Levinson製品もなどもかなり高い価格をお付けします♪
マークレヴィンソン製品のオーバーホール整備もお任せください。
■cello オーディオシステムの買取価格のご案内
※状態や整備状況によってはさらに高価買取も可能です!
●cello AUDIO PALETTE | オーディオパレット買取価格¥1,300,000~
●cello AUDIO PALETTE MIV | オーディオパレット買取価格¥1,550,000~
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当社ご購入品¥1,500,000以上
●cello Encore(PHONO付) プリアンプ 買取価格¥400,000~
●cello Encore 1MΩ (PHONO付)プリアンプ 買取価格¥400,000~
●cello Encore 1MΩ L プリアンプ 買取価格¥350,000~
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●cello Performance 2パワーアンプ 買取価格¥1,300,000~
●cello Encore MONO 買取価格¥500,000~
●cello Encore MONO 3 買取価格¥550,000~
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●LNP-2L ¥880,000.~ ¥1,000,000.~ ウッドケース【直近整備品・モジュールなどによって変わります】
●ML-6 ¥760,000.~ ML6Lも同様
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●ML-2L(EIコアモデル) ¥380,000~
●ML-2L(EIコアエキポシモデル)¥430,000~
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その他Mark Levinson パワーアンプもプリ同様の買取価格となります。
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