LINN SONDEK CD12の整備
出力回路部品の消耗が頻繁に起こってきた件・・・

LINN SONDEK CD12|今年何台目・・・?
LINN SONDEK CD12の左右音量が合わなくなったり、歪んだりする症状が出る
個体が今年に入ってぐっと多くなり、、、
下手すると10台ぐらい修理しているかもしれません・・・
現在もまだ2台整備待ちの状況。
半分の個体は16万円相当のLINNのメンテパックを行ったものですが
左右の音量差、歪が出てきています。

LINN SONDEK CD12|交換部品、液漏れコンデンサ
今回整備した個体はコンデンサの液漏れがありました。
これが長期に渡ってそのままだと基板や表面実装部品が腐食しTHE ENDです。
おそらくこの個体に限らすかなりの確率で液漏れしている可能性があります。
これまで使用されてきた環境や常時電源など条件で変わりますが、
今年に入って不調の台数が明らかに多くなってきているので、、、
部品の寿命が来ていると思われます。
出力回路に使われている部品にはランク付けや生産国による
3流品まで出回っているので難しいチョイスになります。
まともな部品の価格は3年前の1.5倍、5年前の4倍に跳ね上がっています。
整備にはコストがかかります。部品が高いからですが・・・
安く流通しているC生産の部品で修理して、すぐに壊れるか、
1か月後に歪が出たり左右バランスが崩れます。
正規部品で修理しても使用方法によっては2年もたないコトもあります。。。
また現在お預かりしている個体は音飛びしているため
レーザーダイオードの交換を試みています。。。
制御系の部品も消耗してきている可能性があります。

LINN SONDEK CD12 MK3 24BIT
・・・当社で購入された方や過去に整備を行わせた頂いた方には
使用方法をお教えしていますが、とにかく大切にされてください!
もしLINN SONDEK CD12を手放される場合はご連絡ください。
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