LINN SODEK CD12 MK3 24BIT CD player
修理~オーバーホール整備
壊れて代理店でも整備不可能なLINN CD12 MK3は治るだろうか?
デジタルディスクプレーヤーの中で魅力的な機器を挙げると、
多くの方が選ぶ機種の中にLINN CD12が挙がるのではないでしょうか。
デザインやサイズ感、ユーティリティ、そしてサウンド。
実売価格も20年前で260~300万円程だったと思います
壊れて使えなくなるのはいかんともし難いものがあります。
外観がとても綺麗なので、なんとか修理できないかと思い仕入れてみた個体です。
LINN SONDEK CD12MK3の修理整備はできるか?
販売から20年を経過したLINN CD12は数年前から部供給メーカー整備ができなくなくなりまりた。15年以上も整備を行っていたことは良心的だったと思います。例えば国内代理店で行われた、サービスパックの内容、ピックアップや整備などのパッケージ価格16万円は安心でお得な価格とも言えました。
LINN CD12のバージョンについて(20BIT,24BIT機)
LINN CD12は世界的にはバージョンが3つあると言われています。MK1は20BITでMK2から24BITとなります。LINN CD12 MK3は6桁のシリアル番号となるそうです。MK2とどこがちがうかまではわかりません。今回の個体は最終期のMK3となります。たしかに20BITよりも24BITの方が数値的な分解能が上がるかもしれませんがこれが全てではありません。16BIT機のPHILIPS LHH2000は数値だけでは言い表せない魅力があります。
LINN CD12は現在では製造から20年(製造中止から14年ほど?)が経ち部品メーカーなどから部品供給も困難な状況でサポートが困難なようです。20年前のパソコンや家電を考えればメーカー&国内代理店は驚異的なサポート体制だったと思います。
LINN CD12 MK3 24BIT CD player
先日1台、とても綺麗な状態だけど、整備不可になったCD12 MK3が入荷しましたので、整備をしてみます。おそらく、PCM1704 DAC chipが原因なのかなと思います。他にも原因があるかもしれません。
しゃもじリモコンも修理が可能なようなら復活させてみようと思います。
今回の個体は本体やオリジナルのしゃもじリモコンも整備できましたができない個体もあります。