Listening-room Acoustic Module
壁の表面にルームアコースティック・アクセサリーを貼ったり置いたりしなくても、壁ぐらい、サラッと作ろう。
ホールでもスタジオでも同じですが四角い部屋の壁になんか貼ったり置いても効果はあるが、抜本的には変わらない。個人で20畳の部屋の壁面をある有名メーカーの拡散材でテストしました……………….壁ぐらい簡単だから作ってしまえばいいw
だってその方が早い!安い!カッコいい、そしてサウンドに効く。木造住宅なら耐震性も上がります!コンクリート壁なら適度な内部損失を伴う緩衝材になります。Audio Dripper のルームアコースティックの提案はあらゆる拡張性があるモジュール式。拡散、吸音、素材などあらゆるパターンでルームアコースティックをカスタマイズ。すこし新しいサウンドモジュール。
部屋の音響をより自然にしていくListeningroom Acoustic base-moduleの実験。既存の室内壁面に骨組みを造り施工します。また地震にも効くように通常の住宅に使用する材料の柱構造となります。
上の写真は壁面の「BASE module ベース・モジュール」でここに拡散モジュールや吸音モジュールなどを取り付け取り外しできるようにします。スピーカーや好みの変化に対応。素材の違いも楽しめます!下記の写真のようにスラブ構造のRC造やマンションの斜めの壁面にもジャストフィットできます。
弱い壁を補強したり、Qの高い壁面の反射を緩和し、非平行面を造るBASE module
内部には柱があり、室内にももう一つの壁を造るイメージ。上の写真はマンションなどのRC造スラブの下に施工。施工はワイド14メートル×3mの高さで2日です。3日目で仕上げをします。
このBASE moduleだけでも話しやすくなります。特にスピーカー背面のRC造壁面や弱い木造の壁面で最大の効果を発揮します。床から天井までのリジットに設置した非平行面の拡散効果は一般的な小さなルームアクセサリーを設置するものと根本的に効果がちがいます。
仕上げ材などはあらゆるニーズに対応。天井面やリスニングエリア・バックモジュールもなど拡張性があります。鉄骨でリスニングルーム(箱)を造り、空調や電気設備などもOKです。
ルームアコースティックは商品ではない、じょじょに造り上げていくもの。
スタジオやホールは稼働まで一気に造り上げるので失敗が多かったりする。僕らが提案するルームアコースティックは一気にくみ上げる商品、商売的なアプローチではありません。部屋とサウンドはじっくりと造り上げていけばいいいのです。そもそもオーディオの趣味はそういうもの。数百万、数千万円の商品を買って、ただつなげるだけが趣味ではないのです。
ルームア・コースティックのノウハウは使い手が、遊びながら自己のものとした方が楽しい。楽しみ方に貪欲な方におすすめです。音キチっぽいダサさはやめましょう!彼女が遊びに来て違和感なく音楽が楽しめる空間。奥様の友人が素敵ね!と言ってくれる空間。そしてさり気なく音がいいこと。
2019.2 BASE moduleだけでも音に、ルームアコースティックに効く!
実際にベース・モジュール(オフホワイト)を造作しホーン型スピーカーとベーシックなスピーカーをセットしました。アクセサリーのように置くだけの簡易的なものや凹凸が薄いアクセサリーとは次元がちがうパフォーマンスとなりました。
下の写真は約10メートルほどの壁面に施してあります。周りはRCに塗装したままですので、一般的には残響時間が長いため45㎝×90㎝の吸音材を30枚設置していました。ベースモジュールを施工することで吸音材は不要となります。下記はサンプルのためホワイト塗装になっています。突板やアクセサリーモールで施工する事も可能です。
2重壁&2重サッシ実験
右側の窓は2重サッシと2重壁をテストしています。騒音対策は当然ですが、これだけでも外からの騒音が減り、室内のS/Nが上がります。
さらにセンター定位する楽器やボーカルなどの音像が明確になりました。特定周波数における定在波を分散させる効果が高くなります。センター部には空間をつくり、中側には吸音材を入れる事ができます。現在BASE moduleだけの状態ですが一般的には十分な拡散力が発揮できます。
BASE module
関東一円で施工が可能です。木造やRC造、SRC造へ対応
施工期間は2日~4日 壁面ワイド約4メートルの場合 塗装仕上げ450,000円~
※突板や壁紙など仕上げで変わってきます