Mark Levinson No.26L プリアンプの
オーバーホール整備

Mark Levinson No.26L |マークレビンソン26Lオーバーホール整備
Mark Levinson No.26Lの劣化部品
製造から30年程経たMark Levinson No.26L(マークレビンソン26L)プリアンプ。
下記の写真は劣化していた部品のピックアップです。
赤の四角はリレーとなります。

Mark Levinson No.26L 修理前|赤でマークしているコンデンサーやリレー、POTが劣化しています。
中でも下記のコンデンサは劣化し、液漏れが起き、メイン基板に侵食していました。

Mark Levinson No.26L preamp|液漏れしていたコンデンサ
下記のような箇所が数か所ありました。最悪、導通しなくなるケースもあります。

Mark Levinson No.26L |コンデンサの液漏れ
劣化コンデンサは本体メインボードのもので、液漏れが顕著でした。
8か所の基板が下記のように基板への侵食や腐食などがおこっていました。

Mark Levinson No.26L |コンデンサの液漏れにより、基板の一部が腐食していました。

Mark Levinson No.26L |コンデンサの液漏れにより、基板の一部が腐食していました。
下記は26Lマザーボードからドーターボードの2階建てになっている基板を外したところで、
隠れているリレーやコンデンサが劣化していました。純正リレーはNEC製となります。

Mark Levinson No.26L |マザーボードからドーターボードの2階建てになっている基板を外したところ。隠れている部品のコンデンサーやリレーが劣化しています。
現行のリレー(黒)は入力切り替えなどの役割をします。
最近レビンソンNo.26Lのリレー破損事例が多くなってきています。

Mark Levinson No.26L preamp|

Mark Levinson No.26L preamp|オーバーホール整備
リレーはすべて交換しましたので、しばらくは大丈夫でしょう!

Mark Levinson No.26L preamp|オーバーホール整備
Mark Levinson No.26Lの特に本体は意外と発熱をします。
なので天板に放熱孔が空いています。
これからの夏の季節は天板の上に静音ファンを上向きに置いて
熱の排出促されると良いと思います。

Mark Levinson 80年代プリアンプ
ご依頼頂いたお客さまは先月Mark Levinson LNP-2L(OH版)を購入頂き、
最近ではJAZZだけではなくクラシックも聴けるようになったとメール頂きました^^
アイテムが増えるだけで聴くカテゴリーが増えることは何気にすごいです!