Spendor SP100 Classic Series

英国 SPENDOR SP100 Classic Series 

ドイツ国営放送モニターから派生した英国スペンドールSP100。

シンフォニーから室内楽などのクラシックはもちろん、欧州JAZZもいい。

なかでもステファノ・アメリオが携わったECM作品は翳りや間が引き立つ………

設計者はBBC出身のスペンサー・ヒューズ。

SPENDOR SP100 Classic Series

スペンドール SPENDOR SP100 Classic Seriesのイメージ。

欧州では絶大な人気を誇る「SP100」シリーズ。イギリスなどでは家庭内で楽しむスピーカーとしては大型の部類。スペンドールはクラシックだけが楽しめるスピーカーというイメージはBC2まで。特にSP100になるとジャンルはそう気にする事はありません。とは言っても1950年代前半のビ・パッブとかは他に好ましい鳴り方をするスピーカーがあるでしょう。

Spendor SP100の大元はドイツ国営放送の規格にのっとったモニタースピーカーです。日本でもNHKで採用されていました。クラシックシリーズはイギリス生産で全面突板仕上げとなっています。

SPENDOR SP-100 Classic Series

上の写真をご覧いただくとわかると思いますが、奥行きがあるプロポーションが特徴。音が前に出るイメージはなくスピーカー前面から奥に深く展開するサウンドステージ。ユニットは3wayで30cmベクストレン・ウーファーと16cmポリプロピレン・ミッドレンジ、スキャンピーク選定品トゥイーターが搭載。現在フェルトを介して、スチールスタンド(スパイク)、ウッドベースにセットアップしています。

スピーカー本体の自重は約36kg

スピーカーケーブルは本来はトライワイヤ―の方がいいのですがシングル接続。パワーアンプはMark Levinson No.20Lやトライゴンモノラルパワーアンプ。実はミッドレンジ&トゥイーター、ウーファー単独のバイワイヤーでも相当に良くなります。

トライワイヤリング端子(シングルワイヤー接続)

プリアンプは同じイギリスのROKSAN(ロクサン)ROK-L2.5 Line&DX2モデル。電源部がひじょうに充実したライン専用プリアンプ。癖のないナチュラルなトーン。

Roksan ROK-L2.5 Line &DX2

左右スピーカー間は5メートル程からセンターの音像充実度で詰めていきます。SPENDORの大型ブックシェルフスピーカーは色合いが濃くてキャラクターが際立つ!無機質さやハイレゾから程遠いサウンド。なにか血が濃い。音が止んだときの”音”がたならない不思議なスピーカー…

下の写真、SP100の隣はHARBETH HL-Compact 7ES3&純正スタンドHSS-7Cです。感覚的に2倍程のボリューム差を感じます。

HARBETH HL-Compact 7ES3とSP100

STUDER A730(レストア&電源部UP&クロックUP)

クラシック音源は年代を問わずいずれのソースも破綻しないもので、派手さはなく滋味ながらじっくりと聴き込ませる実力があります。木管の響きやホールトーン、余韻は現代的なスピーカーや米国製スピーカーとはタッチや佇まいがちがう感じ。

なので、JAZZのMarcin Wasilewski / Kurkiewicz / Miskiewicz |torio 。ポーランドのトリオで現代最強なエンジニア、ステファノ・アメリオ が手掛けたECM盤。精緻極まるインタープレイ、繊細なアコースティック楽器の音色、ホールのエア感などオーディオ的なクオリティも楽しめる盤。特にシンバルの描き方、アクセント、表情の出し方は特筆!JAZZシンバルのシズル感がとても多彩に聴こえてきます。しかも刺さらない鳴り方。ちょっと驚くと思います。小音量でもサウンドが痩せないことも。

同じくポーランドJAZZ盤でダークなトーンのAdam Pieronczyk Quintet/Komeda : The Innocent Sorcerer 東欧の音楽家KOMEDAオマージュ盤。サウンドは陰翳感や静謐感がポイントとなるトラックが多い盤。ちょっとひねた盤だけど東欧JAZZらしい色合いが良く出た盤でもあります。欧州&東欧系音楽へのレスポンスの出来不出来はやはり国柄が出るのかもしれません。

Adam Pieronczyk Quintet/Komeda : The Innocent Sorcerer

SP100は一般的なリビングルームで音楽を愉しんだり、書斎にセットしじっくり演奏者達の対話&和音を楽しむには最適なスピーカー!

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Audio Dripper TOKYO 柳橋 試聴室ではSpendorやHARBETH、JBLが楽しめます。
お茶は加須の桜茶だそうです!

 


【SpendorSP100 歴史】 SP-100のルーツはARDドイツ公共放送連盟モニターから

SP-100シリーズの前身となったモデルスぺンドールがドイツ公共放送連盟のモニタースピーカーとして発注された、SA-1200・SP-120/1A(アンプ内蔵アクティブ・モニター)です。実はS100シリーズに限っては英国より、西ドイツにゆかりがございました。ドイツ公共放送連盟は9つの団体からなり、各地域にバイエルン放送交響楽団や北ドイツ放送交響楽団など、16ものオーケストラや8つの合唱団が所属していました。後にS100/S100P/S100Aシリーズになり各国のブロードキャストモニターとして活躍します。設計者はBBC出身のスペンサー・ヒューズ。

SPENDOR SP100 Classic Series 英国スペンドール

SPENDOR SP100  Classic Series 定価¥1,200,000. 正規品One Owner  販売価格¥398,000.
付属品:元箱(緩衝材)、取扱説明書、サランネット、トライワイヤリング・ジャンパーケーブル
※元箱2個で発送可能です。サランネットの取付ポッチ8個の内1つ欠けています(固定可能)。

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