STUDER D730MK2 録音制作エンジニア＆ミュージシャン御用達

マスタリングエンジニア＆ミュージシャン御用達の

CDプレーヤー STUDER D730MK2 。

STUDER D730MK2 RFエンタープライゼス

『仕事ではSTUDER D730MK2がずっとリファレンスだよね。自宅ではA727やA730があったりするけど….』録音に携わる複数のエンジニアの方から聞いた言葉。国産機やハイエンド機も導入したが結局「STUDER」に戻るらしいです。

STUDER D730MK2 CDM4ドライブメカ

Audio Dripperでイチ押しがSTUDER社やPHILIPS社のプレーヤーのせいかそういう方が来店するのかもしれません。もちろん、コンシューマ機にはメトロノームやLINN、NAGRAなどの良いプレーヤーも多数あります。

STUDER D730MK2 CDS　シリアルナンバー3千番台

STUDER D730MK2 業務用中古CDプレーヤー

STUDER D730MK2の良さ？

あらためてSTUDER D730MK2の良さとは何だろう？と思い、ここ最近STUDER D730MK2で固定して聴いています……いつもSTUDERですが（笑）

まず良い個体はサウンドに「力」があります。レンジ感でも頭打ち感をあまり感じません。どんなソースもちゃんと音楽としてカタチづくるところもぬかりないプレーヤー。演奏全体のエア感を捉えて、音楽を表現する感じは希有です。ハイトがあるソースはスピーカー遥か上空まで音像を描きます。STUDER CDSグループ特有の魅力で20年、30年経たCDプレーヤーである程度の価格で取引される要因でしょうか。STUDER D730MK2は今となってはヴィンテージですが、上流機を迷われている方や普遍的なマシンを探されている方にはおすすめできる1台。

STUDER D730MK2 （出力XLR、RCA,デジタル出力XLR、クロック端子）

有名ミュージシャンの方もSTUDER D730MK2でチェックされている方が何名かいらっしゃいます。出力ゲインを基板から自由に設定できるところも見逃せません。さらに発熱対策が施されているので動作が安定している事でしょうか。古い機器ですので個体特有の差が大きくあります。外観が綺麗以前に見るべきところは多数あります。STUDER D730MK2はSTUDER CDSグループが販売したラストモデル（卓上型）なので、熱対策が一番行われているCDプレーヤーです。

STUDER D730MK2は普及しているCD盤の大多数のミュージック・リファレンスになりうる機器とも言えます。現在販売されているデジタルプレーヤーで10年後にも整備が可能で生き残る機器がどれだけあるかわかりません。普遍性あるサウンドで音楽制作のプロが支持しているプロダクトであれば、音の差で右往左往する事はありません。

STUDER D730MK2

Audio Dripperではデジタルプレーヤー販売数のうち約7割がSTUDER機です。他ブランドでもCDM1からCDM4、CD12PROなどPHILIPS製のドライブメカが多数を占めます。現在SONYなどOEMとしてドライブ提供受けていたメーカーでは修理整備が困難な状況になってきました。ながく使えるプレーヤーは限られてきています。