JBL K2 S S9500 Restore

JBL K2 S9500 アクリルホーン&ドライバー整備

バブル期のJBLフラッグシップモデルJBL K2 S9500【中古】の入荷後整備です。

S9500は部屋の影響を受けにくいため、広さや天井の高さにあまり左右されません。

アルニコユニットは滑らかでダンピングと量感のバランスが高いサウンド。

JBL K2 S9500 東日本橋試聴室

ウーファーボックの状態は4本ともすこぶる綺麗です。ですが、持病とも言えるアクリル製ホーンは若干黄ばみのヤレがありますので、これを過酸化水素液につけて戻しながら表面研磨を行う予定です。まずはホーンをバラします。

中古JBL K2 S9500アクリル削り出しホーン

銘板にはビニールカバーが残っていますね。各部を連結するスパイクはすべて鋳鉄製で上部ウーファーボックスからホーン、下部ウーファーボックス、コンクリートの台座までグランドされるコンセプトがあります。下の写真はホーン本体を上下から貫通し抑えるスパイク部材で理に適ったコンセプト。

JBL K2 S9500ホーン貫通共締めスパイク

このホーンの凄いところはスロート部分(2ヶ)の造り込み。スロート一部もホーンを補強する部材の一部となります。音圧がかかるスロートの精度や金型造形は素晴らしい造り!ホーンカーブよりももしかするとこのスロートに秘密がありそうです。

JBL K2 S9500のスロートとホーン後部補強部材

ドライバーのJBL 475ndのアタッチメントにホーン補強部材を兼ねたスロートが入る設計。

JBL K2 S9500 475ndドライバーとスロート。ドライバー銘板にも保護ビニールが残っています^^

JBL K2 S9500 ホーン分解

サイドダンプとスロート、上下連結パーツでかなりの剛性が出ていますがサイド素材はアクリルではありません。この辺も単一素材ではないです。3種類の素材で出来ているホーンとなります。本来はアクリルだけでも良かったのでしょうが、内部損失や音色などヒアリングで決めていったのではと想像。ホーン本体に「JBL K2 S9500」とレタリングされています。こちらは予備がありますので新しく貼ります。

また今段階ですとホーン本体の色を白や黒などの仕上げも可能です(ウレタン塗装はしません)。

サランネットのダボ折れ。昨年入荷しましたJBL K2 S9500でもありました。JBL K2 S9500ではよくある破損でABS素材の油が抜けて強度不足になる破損です。本来ここにABSはNGです。今回は同一素材を溶解させる復旧方法で修理予定。この個体に関しては今後ダボ折れの心配があるので、将来的に折れた場合は無償修理します(1年間)。

■JBL Project K2 S9500 BK 定価¥4,536,000. ドライバー、ユニット整備 販売価格¥898,000.【ご予約】

整備後にご納品。取扱説明書、予備ホーン部ネームステッカー、発売当時の保証書

JBL K2 S9500 90年代JBLフラグシップスピーカー

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