Audio Dripper甲府ANNEX
ルームアコースティック・モジュール。
Listening Room tuning
なるべくコストがかからないルームチューニングのご提案!音響系アクセサリーを設置する方法ではなく、床から天井までしっかり設置でき、音に合わせて調音モジュールで調整できるルームチューニング&音響実験。
現状、ただの四角いRC造の部屋。
現在の甲府ANNEX店は4部屋の和室をRCスケルトンにしています。床は強度アップと平行面を作るため5㎝程コンクリート流し込み、タイルカーペット貼っただけの仕様です。壁面はRCに断熱材が貼られています。
オーディオを鳴らす環境、音楽を聴く環境としては良くありません。天井や壁面がコンクリートのままなので残響時間がひじょうに長い!
スピーカー面の平行面
現在のスピーカー面は吸音材を単に立てかけているだけです。有り無しで残響はかなりちがいます。ない場合はJAZZやロックなどのビートがはっきりしない程のエコーがあります。特に低域の処理は吸音物量が必要(一般家庭ではある程度の吸音が家具などでできています)!
平面の壁面をスラブを活かした状態で天井床面を固定。ジュータン側はそのままです。フローリングの方がやりやすいです。骨組みに板材を貼っていきます。貼っていく板面に拡散系モジュールを設置していくことで調音が可能。
まず最初はこの骨組みにプレーンな板材だけを貼り、響きを確認します。
下の写真はスピーカー壁面のセンターにあたります。骨組み左右の隙間は吸音材を出し入れできるように。壁面からの△出っ張りはだいたいスラブを基準にします。
カーペットの場合はその上からでダンプさせる役割にします。実際はフローリングの方がやりやすい。
拡散や吸音モジュールを凹凸壁面に取り付けたりする事でルームアコースティックが可能!設置型ではないので地震やインテリアにもキキます!
ルームアコースティックは天井から床面まで行い、なおかつ可変させる事ができる。さらにコストやデザイン性が重要でしょうか!
窓の防音対策
下は規格外サイズのサッシ面の窓を防音する工事です。実際はこちらの面を防音する必要はありませんが実験です。最近のインナーサッシ(2重)が手軽に導入できるようになりました。
RC壁面スレスレに柱を組み新たな壁面とインナーサッシ入れます。空気層を入れる事でほぼ防音が可能となります。この壁面内に吸音材を入れる事で一次反射面対策や低域処理も可能となります。
例えばスピーカー左右壁の1次反射面に新たな壁面を設け、吸音と拡散をさせることでサウンドクオリティがアップします。特に音像や音場に効いてきます。
甲府ANNEXは最低限のセットのみ設置して聴いていただくスペースです。1フロア130㎡以上ですがポコポコスピーカーが並んでる風景はありません。年末にJBL Heartsfield<ヴィンテージ>が入り、鳴らしにくいThiel cs5<低インピーダンス>。Harbeth HL5<ブックシェルフ>などスピーカーはこの手のタイプを3セット。
アンプはレストアしたものや 整備済みのVitage Highend がメインとなります。またLINNやNAGRAなどのミニマムHighendも。
サウンドはリアルサイズで『オーディオって、すごいッ』、『いい音ね』って体感頂けるとおもいます!
■甲府 ANNEX試聴ルーム 130㎡ 2TYPE
【甲府ANNEXルーム】130㎡ 1TYPEご用意
JR中央線甲府駅 徒歩12分 甲府昭和ICから10分 駐車場8台完備
営業時間は昼頃から夕方あたりまで
定休日:日曜・月曜 最寄駅:JR甲府駅 ※ご来店の際はご予約ください。