クールな佇まい、しかし。
cello Encore 150 Mono
cello Encore 150 Mono|モノラルパワーアンプのレビュー
音楽にLIVE感を!シズル感を!
cello Encore 150 Monoの1stインプレッション。
入荷日から翌日2日間の簡易レビューです。
cello Encore 150 Monoは入荷した当初のセットでは
『こういうものか・・・』、なと思いました。
正直cello AUDIO PERFORMANCEと比べるまでもないという・・・
たまたま電話でcello Encore 150 Monoをでご使用されているお客様に
感想を求められたときにお茶を濁すような感想になりました。
その時は、たしかにスゴクはなかったから。

cello AUDIO SUITE|チェロスイートプリアンプ P301シングルで接続
翌日。夕方ある雑誌の取材が終わり、cello Encore 150 Monoに
cello AUDIO SUITE(P301シングル接続)とSTUDER A725をセット。
まるで変ったような広大なライブネス感!
ATC SCM100がこんなに自由闊達に鳴り響くもものか・・・・
ちょっとなかなかない広さに伴う密度感。

cello Encore 150 Mono|チェロの最終モノラルパワーアンプ
最初にセットした上流機、CDプレーヤーを替えただけで
サウンドステージの枠が”物理的”にちがうほど、迸るサウンドステージ。
「Miles Davis / Live Around the World」の核心とリスナーの熱を
しっかり伝えるパワーアンプ。
躍動感もあって、ハイの微粒子感もちょうどいいアクセント。
これがシズル感につながってくる。
・・・・はじめの印象がこれだけ違うパワーアンプも稀。
これは手放す人が少ないワケですよ・・・

cello Encore 150 Mono&cello AUDIO SUITE
おそらくセットの仕方や、つなぐプリアンプ、
上流機でその表情が一変するパワーアンプであることがわかりました。

cello Encore 150 Mono|アルミ加工精度が恐ろしく高い筐体となっています
cello AUDIO PERFORMANCEとどうちがうか、
というより、かなり双璧なセットでもあるかもしれません。
使い勝手で言えば8Wまで純A級で発熱が少ないことも魅力です。

cello Encore 150 Mono
明日ご試聴される、Audio Dripperのお客様でも
OLD Mark Levinson&Mark Levinson 、cello、EAR、LINNの
フラグシップを数セット鳴らしわけるお客様の感想が楽しみです。
cello Encore 150 Mono、お客様からのレビュー 2020.4.1
数多あるハイエンドパワーアンプの中でも臨場感があるサウンド。
Highは伸びているが煩くない。LOWも凄く出るが緩んでない。
音楽を聴くのが楽しくなるパワーアンプ。
No.32L、EAR912、cello AUDIO SUITEやLNP-2L、LINN Klimax SE/dなど、
各プリアンプとの相性は問わないパワーアンプ。
との事でした。
お客様のスピーカーは46㎝ウーファーを搭載した鳴らすのが難しいスピーカー。
cello Encore 150 Monoのすべてが良いとは限らず、必ず個体差があるので
今回の個体は相性が良かったのかもしれませんね。