音と、食。
ここ4年ほど、食べるほとんどの野菜は有機・無農薬モノで、可能であれば土壌や肥料までわかるもの、
例えば肥料も動物性肥料を使用していないものから選んでいる。
タネは在来種や固定種などがわかるものを実験的に選び食べている(100%は無理ですが)。
米は野生の植物のサイクルから生まれる土壌で、動物性肥料や化学肥料を入れてない、
田んぼで出来る米を選択(あるんです^^)。
小麦は基本は摂らず、米粉を代用。調味料なども非精製で無添加・有機なメーカー限定を使う。
魚は日本近海もので非養殖、肉は山梨の山林で生きる野生の動物の肉を選ぶ。
コロナ禍以降、山梨がメインの生活で実験的に試しているコト^^
実はこうした食材が地域がら極端に価格が張るわけではない。
・・・・あくまで実験なのでたまにジャンキーなものも食べるw
ピュアリストじゃないので、、都会の誘惑にも弱いのですよ。。

2023年10月 AudioDripper TOKYOの窓から
・・・5年ほど前、東京では360日以上、毎日2食が外食だったので大きな変化!
当時は外食しかしない生活が10年ほど続いた。。。。
当時と今の一番の違いは体の軽さや血流の良さなど身体のあらゆる部分が快適で疲れない。
最近になって気がついてきたのは気分の気だるさや憂鬱さがほぼないこと。
やっている事は東京メインの時と変わらないか….クルマ事業関連や再開したシステム開発などで
逆に忙しいはず!そして一番の気づきは……………..、
「耳」の感度が相当に良くなっている!という実感^^
・・・週に1度ほどのペースで走る富士スピードウェイでの感覚もかなりいい!!

山祇Gibier|山梨
信号伝達、身体の中の?
人の身体を形成する大元になる細胞は早いもので2,3日~ながいもので
2年(一部の骨など)ぐらいで、すべて入れ替わるそうだ。
ほぼ半年もあれば、あなたの身体は別モノに入れ替わっているという事だ!スゴイ!
生き物の細胞はすべて「食」からできている。あなたも。
食、それ以外では成り立ちえない!のだ。
昨今の成人病や悪性腫瘍(ガン)、精神疾患の大元は「食」から来ているというエビデンスもあって、
欧米では30年程前から食品添加物やトランス脂肪酸などが厳しく制限されてきたが………..
現在の日本は人類史上初めて1,500種類以上の食品添加物や人工甘味料や化学肥料からできている
稀有な工業食品を多数摂っている世界初の人種となる!
コンビニや街中で何も気にせず食品を買ったり食べたりしているだけで、
人類初の偉業にチャレンジしいているコトになる。
先進国と言われる多くの国はチャレンジしない方向だが。
細胞の設計図はDNAで、人のDNAはここ1万年程はあまり進化していないとも言われているが、
細胞の素になる食べ物だけは凄まじく変容している。
2年前にDNA検査をしたところ、僕のルーツはアフリカ~中東~樺太あたりから
2万年前に日本にやってきたそうだ。魚介系が好きな理由はその辺にあるのだろうか?
耳力・聴感。
人は耳で聴いた外部からの空気の振動「音」は耳から脳へ、何らかの物質を媒介し信号のように伝達し、
聴覚からの振動情報を脳内でD/Aコンバーターの如く変換し判断する。
例えば、「音がいいとか、悪い」とか、音楽的な内容(感動など)は脳で判断され、
脳内にあるサウンド&音楽ストックと瞬時に比較し続け、脳と心のなかで感じ、また記憶する。
一瞬だ。スパコン以上の凄い処理量であることは想像できるだろう!量子コンピュータレベルか?
僕らはこれまで数万回音楽を聴いていて、、、
その過去ストックと今の瞬間を自動比較し、思考を超えてリアルタイムに
判断し続けていると言ってもいい。スゴイことなのだ!
もちろん聴覚だけでなく五感すべてがそうだ(もしかすると予感などの第六感も?)。
目も、言語も、触覚、味覚など全てが何らかの物質や電気信号を通じで身体~脳の中で変換されている。
ここからは推測だが、食べ物に含まれる人工的な添加物や化学肥料は、
感覚器官から脳への信号のやり取りに影響、もしくは弊害を来たすのではないか、という仮説。
食品添加物や肥料(野菜など)、飼料(家畜が食したもの)は、
人の体内で不純物として溜まっていき血液を流れるていても不思議はない。
栄養素と一緒に細胞へ送り込まれと考えるのは普通だろう、
例えば日本では精神疾患が多く、その方達の食べ物を追いかけると工業系加工食品、
超加工食品(添加物20種以上使われたりする)や小麦系&甘いもの、
アルコール(酒)などを多く摂っているそうだ。
・・・無添加食品でも付属する「醤油」などに添加物が入っていた場合は記載しなくてもいいのが日本だ。
一方で健康と添加物は関係がないというエビデンスもあるが、欧米の食政策は日本とは真逆だ・・・・
2020年以降は日本人よりも中国人の方が一人当たりの有機野菜の購入額ははるかに高い。
EUでは比べようがないほどだ。日本の食品は安いモノだけがもてはやされる風潮がある。
人にとって食品添加物の大量摂取はここ4、50年程からで、数十万年での間で初めて
全く新しい物質を摂り入れていることになる。
酒の浸透は集団社会が形成され、ピラミッド社会が誕生した弥生時代あたりから
生まれてきたものでその歴史はひじょうに浅い(諸説はあるが)。
成人病や悪性腫瘍、憂鬱な気分や偏頭痛など多くの現代病の元凶は遺伝とかではなく、
生活習慣、特に食が主な原因で聴覚である耳(聴力)にも大きな影響があるだろう。
・・・屁理屈なようだけど、耳の感度と脳への伝達物質(微弱電流)を身体の内面から
研ぎ澄ませることで実はオーディオ的な耳が相当に良くなる(ハズ!)。
身体が淀んでいては感覚は鈍くなるだけだ。
著名な若き哲学者や経済学者が言う….身体の中にゴミを貯め、脳の中にもスマホから
大量のゴミが溜まる現代、選ぶことがとても重要な時期だろう。
・・・何か変わったケーブルを買うとか機器を変えるとかの以前に、
身体の中の信号伝達経路をよりピュアにすることがとても重要な気がする。
もちろん良いオーディオやクルマ、時計などが放つ強烈なモノへの所有欲は健全だと思う。
それらを選ぶ過程も食を選ぶ過程も同じ….
….食をガラッと変えた事で、聴く感度では機器の状態の違いがよくわかるようになった。
さらにセッティングの違いや録音されたマイクの種類やマイクの位置やトラックの違いなども
かなり明快になってきたのはここ数年のような気がする。

AudioDripper甲府
野生の生命。
コロナ禍となってガレージ&倉庫&視聴室としていた建物をメインの視聴室としてからは
毎日の外食から360度替えてみた。
そこでわかった事は日本国内、特に都会では、ほぼまともな食、素材を適価で得ることが難しい。
ほとんどのスーパーマーケットで販売している品種改良品の野菜の栄養価は昭和40年代の半分程で
厳しい現状。肉や魚も人口肥料による家畜&養殖モノがほとんどだ。
特に動物性たんぱく質を得る肉類はかなり厳しい現状だろう。
たしかに霜降りの牛肉は美味いが筋肉に脂肪があれだけある動物は野生では生きられない。
生きられない動物の肉を食べ続けると??

山祇Gibier|野生の日本鹿
野生の中を生きてきた動物の肉は人口飼料で育ち運動不足な家畜特有の匂いがない。
鮮度の問題ではなくて脂の質のこと…..
下処理以前に生命力のちがいが差としてわかる。味覚も聴覚と同じだ。
ソースや味付けでどうこうする以前のモノだったりする。音と同じと言ってもいい。
元の音が偽物や悪いものを加工しても駄目なのだろう。。
野生を生きた動物の肉は味の良さもあるが、それよりも食べると身体が熱くなってくる。
はじめての人なら代謝量が上がり、それがずっと続くだろう。
山梨の山祇Gibierが獲る野生の動物は争いが数万年間なかった縄文中部高地の中心地で
あっただろう地域の動物だ。

山祇Gibier
人は食からできている、この原理原則からは誰も逃れられない。
じつは仕事なんかより数倍重要なのが食!!それが音の良し悪しの判断にも効いてくる。
古えの人々は食の恵みに感謝し、祀ったりして、信仰が生まれ、リズムが生まれ、
人に伝えるために、共有するために音楽が生まれてきた。
僕らの身体と太古の人々のDNAレベルからの身体にはほとんど変化がないので、
安くて、人工的な旨味、安易な工業製品を摂っていると憂鬱になり、
思考できなくなって、集中力がなくなり、単に目の前の事だけに流されて、
目の前の短い時間だけを刹那に生きる。
気がつくと、人生の残り時間が静かに終えようとするのかもしれない。

2023年11月 東京湾
自分が楽しいことしかしないし、
身体本来が求めている正しいものしか食べない。
そうすると毎日が面白い!!
・・・結果、オーディオで聴く音楽が気持ちいい!
今日、来店して、140キロあるJBL DD55000を2トン車で運んでいった
若者との会話の概要でした^^
彼はJBL DD55000のための部屋を造ったそうだ。
普段はランボルギーニ・ウラカン ペルフォルマンテを愉しんでいる。
おもしろい若者がたくさんいることが楽しい!